・インタビューしちゃいました!! 2015-11-15 00:00

『猟銃』 中谷美紀 インタビュー

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3人の女の愛憎を演じ分ける
井上靖原作の傑作舞台に再び挑む

 

 中谷美紀が初めて舞台に挑戦し、数々の演劇賞に輝いた伝説の舞台「猟銃」。文豪・井上 靖の恋愛小説をカナダ人演出家のフランソワ・ジラールが美しくも悲しい芸術に仕上げた今作が、5年の歳月を経て再演の時を迎える。

中谷「初舞台ではもちろん、そのときできる限りの力で演じたつもりでしたが、いま振り返ってみると、膨大なセリフと舞台に立ちつづけることで毎日精一杯でした。この5年でいくつかの舞台を経験し、様々な役者さんとご一緒するなかで多くのことを学ばせていただき、『猟銃』の完成度をもっと高めたいと思うようになりました。再演では日本語ひとつひとつの言葉に込められた思いを、もっとリアルにイメージして丁寧に演じたい」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-11-15 00:00

「終わりのセラフ」The Musical 佐野 岳 インタビュー

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人気コミック原作のミュージカルに
注目の若手俳優たちが集結!

 

 滅亡を直前に控えた人間たちが、世界を支配する吸血鬼たちに立ち向かうダーク・ファンタジー「終わりのセラフ」。原作は集英社「ジャンプスクエア」にて連載中。コミックスはシリーズ累計460万部を突破し、テレビアニメも2クール目を迎える話題作だ。

 初の実写化は、注目の若手俳優たちが集結した“The Musical”で実現する。

 テレビドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主演を務めた佐野 岳が、ミュージカルに初挑戦するが、今は自主的に始めたボイストレーニングに通う日々だという。

佐野「ミュージカルへの挑戦は初めてで緊張しています。人間臭く、でも原作の美しい表現も出せたらと思います」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-11-15 00:00

元禄港歌-千年の恋の森- 高橋一生 インタビュー

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初演から36年、伝説の舞台が
豪華キャストでよみがえる

 

 作・秋元松代、演出・蜷川幸雄のタッグで1980年に生まれた「元禄港歌—千年の恋の森—」。再演を重ねてきた今作が初演から36年を数える来年1月に再演される。元禄の世を舞台に、結ばれない男女や秘密を背負った親子など、いくつもの運命が絡み合ってゆく。今作で大店筑前屋の放蕩息子・万次郎を演じるのは、ドラマ「民王」での好演が記憶に新しい高橋一生だ。主人公であり、三味線を弾いて各地を転々とする瞽女(ごぜ)の“母親”として女たちを見守る糸栄には、市川猿之助が女方として扮する。高橋はもともと猿之助と親交が深く、「亀さん(猿之助の前の名・亀治郎から)」「いっちゃん」と呼び合う仲。

高橋「大河ドラマ『風林火山』でご一緒して以来、親しくしていただいています。先日もこの作品について『よろしくお願いします』とメールしたら、なぜか『いっちゃん、あごのラインきれいだね』って返事が帰ってきたんです。『元禄港歌』のチラシで横を向いていたから、それを見たのかもしれません。『亀さんこそめちゃめちゃ痩せましたよね? そんなことより稽古が始まったらご飯食べに行きましょう』って送ったら、返信が来ませんでした(笑)」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-11-15 00:00

「花より男子 The Musical」松下優也(X4)&白洲 迅&真剣佑&上山竜治&加藤梨里香 インタビュー

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世界初の歌うF4!「花より男子」が初ミュージカル化

 

今をときめくスターキャストでのテレビドラマ版でも広く知られる“日本一売れている少女漫画”「花より男子」が舞台化! しかもミュージカルということで、新たな表現での「花男」に期待が膨らむ。オーディションで応募者3000人のなかからヒロイン・牧野つくし役を勝ち取ったのは、現役女子高生の加藤梨里香。彼女を取り巻くイケメン御曹司集団“F4”の面々は、道明寺 司役に松下優也(X4)、花沢 類役に白洲 迅、西門総二郎役に真剣佑、美作あきら役に上山竜治が扮する。

テストの前日にオーディション合格の知らせを聞いたという加藤は、

加藤「もうテストがどうでもいいぐらいにうれしかったです! でも親に怒られるのでテストは頑張りました(笑)」

と、初々しいコメント。

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・インタビューしちゃいました!! 2015-11-15 00:00

ミュージカル「さよならソルシエ」 良知真次&平野 良 インタビュー

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© 穂積/小学館フラワーコミックスα
© ミュージカル「さよならソルシエ」プロジェクト

ピアノと歌で紡がれる物語
“ふたりのゴッホ”の絆を描く

 

 “炎の画家”として知られるフィンセント・ファン・ゴッホを、画商として生涯にわたりサポートした弟のテオドルス・ファン・ゴッホ。このテオドルスを中心に、知られざる“ふたりのゴッホ”の絆や確執を情感豊かに描いた大人気コミック「さよならソルシエ」(作・穂積)が、このたびミュージカル化される。

 クールな表情の奥に才能ある兄への屈折した感情を秘めた弟・テオドルスを演じるのは、超歌劇『幕末Rock』などでの好演が記憶に新しい良知真次。純真で自らの才能に無自覚な兄・フィンセントを、様々な2.5次元作品でおなじみの平野 良が演じる。数多くの舞台に出演しているふたりだが、意外にも本作が初共演ということで“化学反応”が楽しみな本作について話を聞いてみた。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! ・取材してきました! 2015-11-07 15:00

【開幕情報】SET第53回本公演 ミュージカル・アクション・コメディー「虹を渡る男たち」

 11月7日(土)、いよいよ劇団スーパー・エキセントリック・シアター 第53回本公演 ミュージカル・アクション・コメディー「虹を渡る男たち」が幕を開けた。

 開幕に先駆け、囲み取材と公開リハーサルが行われた。

 

Q1.今回の作品はどういった内容ですか?

三宅 「基本的に私と小倉、2人のライバルのお話です。そこに野添が絡みます。この3人がこんなに絡む作品は今までにないので面白いです。あとは、私が小倉の演じる役に一目置いているっていう設定も初めてかもしれません。(笑) 今回は、私と小倉が演じる作詞家がヒットメーカーから一転、落ちぶれてしまい、原因となった事件をタイムトラベルで解決することで、芸能界のトップに返り咲こうとするストーリーです。タイムマシンをキーに栄光と挫折を描きます。」

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・インタビューしちゃいました!! ・取材してきました! 2015-11-02 15:06

ブロードウェイデビュー☆ シャーロット・ケイト・フォックス主演「シカゴ」現地レポート&舞台写真が到着!

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©Masahiro Noguchi

良妻エリーから艶やかな悪女ロキシーへ!
シャーロット・ケイト・フォックスが、ミュージカル『シカゴ』で鮮烈ブロードウェイデビュー

 

 NHK連続テレビ小説「マッサン」でエリー役を演じ、一躍国民的ヒロインとなったシャーロット・ケイト・フォックスが、10/31(土)、彼女の母国であるアメリカ・NYで上演中のミュージカル『シカゴ』で、華やかなブロードウェイデビューを飾った。

 シャーロットは。ずっと夢だったという大舞台で、浮気相手を殺害した容疑で一躍メディアの寵児となるヒロイン、ロキシー・ハート役を躍動感に満ちたパフォーマンスで演じ切り、大いに観衆を魅了した。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-10-21 12:01

ナイロン100℃ 43rd SESSION『消失』 犬山イヌコ&三宅弘城 インタビュー

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 ナイロン100℃の最新公演『消失』は、初演が2004~05年と約10年前。しかしながら、ナイロン100℃の数多の作品の中でも非常に評価の高い、ある意味伝説的作品と言えるだろう。

 その作品が今回、初演と全く同じキャストで蘇ることとなった。大きな時代の転換を迎えたこの10年を経て、再び蘇る『消失』に今、何を思うのか? ナイロン100℃劇団員でもある、犬山イヌコと三宅弘城にインタビュー。

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・インタビューしちゃいました!! 2015-10-21 11:58

絶賛上演中!「ヴェローナの二紳士」 三浦涼介 インタビュー

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80歳を迎えた演劇界のレジェンド・蜷川幸雄が軽やかに放つシェイクスピア喜劇「ヴェローナの二紳士」(31日まで彩の国さいたま芸術劇場で上演中。地方公演あり)。オールメール(=キャストが全員男優で女性役も男優が演じる)で上演される本作で、“二紳士”の一人・個性的なプローティアスに扮する三浦涼介に話を聞いた。

 

――蜷川さん演出の舞台には3度目の出演。「ボクの四谷怪談」「わたしを離さないで」と、いずれも観客に強いインパクトを与えて、結果を残していらっしゃいますね。

三浦 「蜷川さんと出会ったのは3年くらい前です。『あゝ、荒野』という蜷川さん演出の舞台を見に行って、開演前に楽屋でちょっとご挨拶させていただきました。で、舞台を観終わって、『なんだ、この世界観!』とすごく感動してしまって。ぜひこの人と仕事をしてみたいけど、さっきお会いしたとき特に何もなかったから無理なんだろうなと思いながら、駅に向かって歩いていて。そしたらマネージャーさんから電話が掛かってきて、『もう1回会いたいと蜷川さんが言ってくれている』と。それで戻ったとき、蜷川さんが僕のところに来てくれて、『僕が死ぬ前に一回芝居しよう』って言ってくれたんです」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-10-15 00:00

PARCO PRODUCE『ツインズ』TWINS 古田新太 インタビュー

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長塚×古田の強烈タッグが
“事件”を巻き起こす!

 

 古田新太と長塚圭史が新作芝居で10年ぶりにタッグを組む。2005年に上演されたパルコプロデュース「LAST SHOW」では、残酷かつファンタジックな世界観を描き出し、賛否両論で話題をさらった二人が、今回も観客の心をえぐる“感じ悪い芝居”を目指すという。今回、久しぶりに顔を合わせるきっかけとなったのは、古田のひと言だった。

古田「最近、おいらが出る作品の演出家は、新感線のいのうえひでのりを挟みつつの、蜷川(幸雄)さん、野田(秀樹)さん、ケラ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さん、松尾(スズキ)さん、宮藤官九郎、河原雅彦のルーティンって感じで、決まった顔ぶれになってきている感じがして。だから、久しぶりに圭史とやりたいなと思って、“感じ悪い家族もの書けや”って注文したんです。実は痛快なお芝居って好きじゃなくて(笑)。圭史は最近、ヨーロッパの面白い戯曲をうまくやっているけれど、俺は10年前くらいの“クラッシャー”としての圭史の作品が好きだった。だから今回も、そういう賛否両論を巻き起こすような強烈なものにしてほしいと思っています」

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