・インタビューしちゃいました!! 2015-01-15 09:30

美輪明宏 主演『黒蜥蜴』 美輪明宏 インタビュー

1501_miwa

その美意識に誰しもが酔いしれる
退廃的にして壮大な悲恋物語

 

江戸川乱歩の探偵小説を三島由紀夫が1961年に翻案、戯曲化した「黒蜥蜴」。その発表以降、名だたる俳優たちがこの名作に挑んできたが、とりわけ多くの観客を魅了しつづけてきたのが美輪明宏主演版だ。

今年春、美輪自身が演出・美術・衣裳までを手がける同舞台が2年ぶりに上演されることになった。名探偵・明智小五郎と、妖艶な美しさを持つ女盗賊・黒蜥蜴との退廃的にして壮大な悲恋物語が再び劇場によみがえる。

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-01-15 09:30

舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The WINNER 中山晴喜 インタビュー

0115_nakayama

作品を愛するカンパニーで駆け抜ける!
さらに進化を続ける人気シリーズ第6弾

 

 自転車ロードレースに青春を燃やす高校生たちの織り成すドラマを描いた「弱虫ペダル」。コミックは累計1200万部を突破し、2013年からアニメもオンエアと破竹の勢いを見せる同作だが、人気に火をつけるきっかけとなったのは、2012年にスタートした舞台版だ。

 役者がハンドルのみを持ち、姿勢や動きだけで疾走感を表現する手法〝パズルライドシステム〞や俳優陣の熱演が話題を呼び、一躍ヒットシリーズに。5作目となった「〜箱根学園篇〜野獣覚醒〜」(2014年10月上演)では国内36館+台湾の映画館でライブビューイングも行われ、約2万人という驚異的な動員を記録した。

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-01-15 09:30

帝国劇場ミュージカル『レ・ミゼラブル』 上山竜治 インタビュー

1501_kamiyama

新キャストによるチャレンジ

不朽の名作が再び進化を遂げる

 

人前に出ることは嫌いじゃなかったとのこと。中学生のとき、道を歩きながら大声でゆずの「からっぽ」を歌っていたら、近くのビルから出てきた男性と目が合った。

上山「人と目が合って、歌うことをやめてしまったら、僕の負けだと思っていたので(笑)。だからその人の目を真っすぐ見たまま歌いつづけてたら、その人も真っすぐ見返してきて。『いい声してるね、デビューしようよ!』って言われて、今に至ります(笑)」

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-01-15 09:30

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」 松岡広大&佐藤流司 インタビュー

1501_narutoall

舞台版「NARUTO-ナルト-」出演のふたりが熱く語る!

 

“NARUTO新時代開幕プロジェクト”の盛り上がりは舞台にも! 演劇、ミュージカル、サーカス……どのジャンルにも当てはまらない、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」が3月に東京で開幕。5~6月にはなんとマカオ、マレーシア、シンガポールでの世界ツアーも決定している。一大勝負の舞台にメインで立つのは、ミュージカル「テニスの王子様」で人気を得た若いふたり、17歳の松岡広大(うずまきナルト役)と19歳の佐藤流司(うちはサスケ役)だ。

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-01-14 16:58

つかこうへい TRIPLE IMPACT「初級革命講座・飛龍伝」「ロマンス2015」「いつも心に太陽を」 柳下 大×鈴木勝大 インタビュー

profile_yanagishitaTomo profile_suzukiKatsuhiro

つかこうへい TRIPLE IMPACT「初級革命講座・飛龍伝」「ロマンス2015」「いつも心に太陽を」

 柳下 大×鈴木勝大 インタビュー 

 

「つかこうへい」の六文字を、何らかの思い出やノスタルジーと共に思い返す大人はきっと少なくない。強烈な毒で社会を斬ったり、熱い純愛をその奥底に潜めたり。亡くなって4年が経つ今もなお、その喪失は多くの演劇(を愛する)人の心に大きな穴をあけている。

2月に開幕する『つかこうへいTRIPLE IMPACT』。上演期間を3つに分けて、『初級革命講座 飛龍伝』『ロマンス2015』『いつも心に太陽を』の3作品を、若手俳優の主演で蘇らせようという試みだ。『いつも~』に出演する柳下大は26歳、『ロマンス』に出演する鈴木勝大は21歳。つか作品が演劇界に旋風をまきちらしていた頃には、まだ生まれていなかった世代である。

 

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2014-12-29 15:14

劇団プレステージ第9回公演「WORLD’S ENDのGIRLFRIEND」 大村 学×高橋秀行×風間由次郎 インタビュー

pre001

劇団プレステージ第9回公演「WORLD’S ENDのGIRLFRIEND」

2015/2/8(日)~22(日)CBGKシブゲキ!!にて開催決定!

 

 前作、第8回公演『ブラックパールが世界を動かす』(再演)も大盛況。10月からはテレビ神奈川で初の地上波レギュラー番組「銀の劇プレ」が放送開始。そしてあの年末恒例の大人気イベント、「SUPERハンサムLIVE 2014」へのゲスト出演が決定した劇団プレステージ。

 初の写真集PRESTAGE PREMIUM PHOTOBOOK「P!」では今まで見せたことのない「奇跡の男前ショット満載の永久保存版」という新たな一面を存分に発揮しています。

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2014-12-24 17:03

音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』 兼崎健太郎 インタビュー

 

         kanesaki

明治時代、新しい時代の日本の音楽を作った男たちと、

それを取り巻く面々がおくる、ハートフルなドラマ

 

2014年1月の初演から1年。

前回に引き続いて原田優一さん、和音美桜さん、佐野瑞樹さんの出演に、

新垣里沙さん、白又敦さん、兼崎健太郎さんが加わり草月ホールに帰ってきます。

今回、瀧廉太郎役である兼崎健太郎さんにインタビューしました。

 

瀧廉太郎といえば、日本が世界に誇る作曲家の一人かと思いますが、率直にこの役のオファーがあった時の心境はどうでしたか?

兼崎「もちろん嬉しかったですが、難しい芝居になりそうだなって思いました。どれくらいの時代背景なんだろうと考えました。」

 

この作品が持つ魅力は一体何だと思いますか?

兼崎「心が温まる、とても優しい作品だと思いました。生きることや、頑張ることを後押ししてくれるような作品だと思います。日本歌曲を改めて色んな方に思い出してもらえるし、日本の音楽をこういった人が引っ張ってきたという所を知ってもらえますよね。」

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2014-12-18 12:20

「ウィズ~オズの魔法使い~」 梅田彩佳&田野優花 インタビュー

wiz

ふたりのドロシーが新たな旅へ!

パワフルな傑作ミュージカルが再演!

 

 2012年に続き行われた、演出家・宮本亜門がAKB48グループのメンバーから選ぶ、ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」のヒロイン(ドロシー役)・オーディション。今回は梅田彩佳、田野優花が選ばれたが、彼女たちにはそれぞれ異なるドラマがある。梅田は前回のオーディションにも挑戦。実力的には増田有華(前回のドロシー役)と一騎打ち状態となりながら、最終審査で落選した。

梅田「すごく悔しかったです。前回は流れで受けただけだったんですけど、オーディションの過程で演技がどんどん好きになっていきました。お芝居がしたいと思ったのは、あのオーディションがきっかけ。だから今回は私にとってはリベンジでした。私はAKB48グループのなかで2番目に年長者なので、『若手に譲ったほうがいいんじゃ?』って声も聞こえてきたりするんです。でも人生に譲れないものがいくつかあるとしたら、これはそのなかのひとつだと思っていたから『いや、絶対欲しい!』って(笑)。言い続けていれば、実際にそうなる気がしたので」

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2014-12-15 05:45

『ラ・カージュ・オ・フォール ~籠の中の道化たち~』 鹿賀丈史 インタビュー

+141009_007c

“何度演じても、素晴らしい作品です”
日本初演30周年を迎える名作に臨む 

 

 相手に、緊張を強いない人だ。映画「麻雀放浪記」(’84年)やミュージカル「レ・ミゼラブル」(’87年初演)など、ジャンルを超えた活躍ぶりでキャリアの礎を築き、最近ではNHK-BSプレミアム「昨夜のカレー、明日のパン」での好演もきらめいている鹿賀丈史。静かにゆったりと語りだす。

鹿賀「不思議なもので、年齢を重ねてこそできる、貫禄のある演技というものがある一方で、逆のパターンもあるんですよね。実際に年を取ってこそ、若い芝居に挑戦してみたくなる。もちろん、若いころには簡単にできていたことが、年を取ってできなくなることもあるけど、その分、何回も稽古を繰り返すわけです。そのことで増していく味わい、というのもあって」

 

 40年を超える俳優人生を経て、むしろ貪欲な時期を迎えている鹿賀。2月には、日本初演30周年となる人気ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」への出演が決まっている。ゲイクラブのオーナーであるジョルジュと、看板スターのアルバンの物語。岡田真澄、細川俊之が演じてきたジョルジュ役を、鹿賀が受け継いだのは2008年のことだ。以来3度にわたって、鹿賀ジョルジュは進化を重ねてきた。

鹿賀「毎日同じ芝居ではあるんですけど、でもやっぱり、毎日違いますからね。真面目に真剣に作品と向き合っていれば、新鮮な発見が毎日あるんです。そこがこの仕事の面白さですよね」

続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2014-12-15 05:00

劇団プレステージ 第9回公演劇団プレステージ 第9回公演「WORLD’S ENDのGIRLFRIEND」 今井隆文&平埜生成 インタビュー

001

男だけの個性派俳優集団による

ファンタジックな恋と友情の物語

 

 アミューズ所属の若手男優たちによる劇団プレステージ(=劇プレ)。一見すると、有名事務所のイケメン集団に思われがち。だが、劇団員の今井隆文(リーダー)と平埜生成に話を聞くと、想像よりもずっと泥臭い、ちゃんと“劇団”な集団なのだった。

今井「小屋(劇場)のランニングコストのことも考えるし、座付きの脚本家や演出家がいないので、自分たちで探してくるんです。昔は情報を載せてもらいに雑誌に売り込みもしたし、ファンサイトやメルマガの運営も全部自分たちでやってるんですよ」

平埜「僕は高校2年生のときからいるんですけど、みんなと打ち解けるのにかなり時間が掛かったりしながら(笑)、小道具作ったりチケットを手売りしたりしてました」

 

 現在では東京だけで4000人以上を動員。人気者の平埜が欠席した前回公演で最高動員数を記録したのは、役者個々の人気に頼らず、劇団自体にファンが付いてきた証拠だ。

続きを読む