・NEWS ・インタビューしちゃいました!! 2017-07-07 19:47

『中村勘九郎 中村七之助 全国芝居小屋錦秋特別公演2017』 制作発表レポート

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江戸、明治、昭和の香りが残る芝居小屋で、中村勘九郎、中村七之助が楽しく、美しく舞う『錦秋特別公演』

 

2005年から毎年行われている、中村勘九郎、中村七之助を中心とした中村屋一門による恒例の全国巡業公演。今年は少し趣向を変えて、『全国芝居小屋錦秋特別公演2017』として全国8カ所に現存する昔ながらの“芝居小屋”を廻る企画が実現することになった。

今回廻るのは<岐阜・中津川市>の加子母(かしも)明治座、<岐阜・加茂郡白川町>の東(あずま)座、<岐阜・瑞浪市>の相生(あいおい)座、<香川・琴平町>の金丸(かなまる)座、<愛媛・喜多郡内子町>の内子(うちこ)座、<熊本・山鹿市>の八千代(やちよ)座、<福岡・飯塚市>の嘉穂(かほ)劇場、<群馬・みどり市>のながめ余興場という、古くは江戸後期から、昭和初期にかけて築かれた貴重な芝居小屋ばかりだ。

上演するのは、まずは狂言をベースにした人気演目の『棒しばり』。今回、勘九郎は次郎冠者役で、太郎冠者には中村鶴松が扮する。棒に両手を縛られた状態で彼らがいかにして酒を盗み飲みしようと奮闘するか、どうぞご注目を。そして七之助が可憐に、しっとりと舞う『藤娘』。藤の花が咲き誇る中、塗笠を被り藤の枝を担いだ姿はまるで絵画のように美しく、誰もが惚れ惚れとするはず。また、この二つの舞踊を上演する前には、歌舞伎の舞台裏を勘九郎と七之助が楽しく紹介する『歌舞伎塾』も予定されている。

7月4日、都内某所にて、この『錦秋特別公演』の制作発表記者会見が行われた。会見の出席者は勘九郎と七之助、そして“全国芝居小屋会議・会長”の稲本隆寿。会場には全国8カ所の芝居小屋の幟が賑やかに飾られ、各芝居小屋の代表や関係者たちも法被姿で同席。中村屋には馴染みの深い小屋の関係者も多かったせいもあり、ほっこりとしたあたたかい雰囲気が漂う会見となった。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-07-07 16:30

『美輪明宏の世界〜シャンソンとおしゃべり〜』 美輪明宏 インタビュー

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音楽と語りが芝居のように味わえる、新たなコンサート!
 

美輪明宏による毎秋恒例のコンサートが今年も開幕する。「シャンソンとおしゃべりと」と銘打たれた今回は、古き良き時代のシャンソンの名曲の数々、さらに美輪ならではの“おしゃべり”が楽しめる新企画だ。
美輪「シャンソンといっても、おそらく今の若い方はご存知ないでしょう。でもシャンソンは甘い恋愛ソングから現実的な問題を扱った歌まで、実に幅広いんです。そうした歌の魅力を皆さんに知っていただきたいと思いました。」

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・インタビューしちゃいました!! 2017-07-07 13:16

ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥 Produced by TBS 松雪泰子 インタビュー

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IHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演として、先日好評のうちに幕を閉じた『髑髏城の七人』Season花。次いで、“Season鳥”が開幕した。このバージョンは、ダンスや歌が入るショーアップ版になるという。キャストには、〈捨之介〉演じる阿部サダヲをはじめ、森山未來、早乙女太一、梶原善、池田成志といった、劇団☆新感線への客演の常連舞台人たちが集結している。色里「無界の里」の女主人、極楽太夫には松雪泰子。彼女もまた劇団☆新感線は4度目の客演だ。開幕前、稽古終盤を迎えた日のインタビューで、だいぶ形が見えてきた“Season鳥”について、見どころを聞かせてもらった。

 

──まず、この作品へのオファーがあったとき、感じたことから聞かせてください。
松雪「『髑髏城の七人』は大好きな作品なので、お話をいただいたときは純粋に嬉しかったです。ただ、劇団☆新感線の作品はハードなことも知っていますから、IHIステージアラウンド東京での公演となると、ステージも大きく、いつもにも増してハードなんだろうな、と。相当の覚悟を持って挑まなくては、と思いました。」

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・NEWS 2017-07-06 13:44

「シカゴ」& 「ウエスト・サイド・ストーリー」
特別番組7月9日(日)午後3時よりTBSテレビにて放送予定!

米倉
West Side Story
米倉涼子NY密着!
ぺこりゅうも大興奮!!
圧巻の2大ミュージカル来日直前SP

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・NEWS 2017-07-06 13:08

3年ぶりの新作!ナイロン100℃ 44th SESSION 『ちょっと、まってください』 公演決定!

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主宰 ケラリーノ・サンドロヴィッチよりコメントが到着!
 

大変お待たせしてしまった。ナイロン100℃の公演、2年前の「消失」は再演だった。
新作は3年ぶりとなる。再始動を謳うのはどうにも大袈裟だが、また、もう少しの間、劇団員と共に、少々歳をとった今の我々にしか創り得ない舞台を創り続けようと思っている。

この度書こうと考えているのは乞食と金持ちが入れ替わる物語だ。と書くと「そりゃ、あれじゃないか、『王子と乞食』じゃないか」と言う者もあろう。敢えて否定せず、観て驚いてもらう手もなくはないものの、やはりここはキッパリと言っておく。「まっっっっったく違います」。まず、王子は出ない。乞食と入れ替わるのは金持ちであり、また、金持ちも乞食も「家族」、つまり複数だ。単数より多い。多けりゃ勝ちというものではないが。

現代における道化としての、金持ちの家族と乞食の家族。彼らは、紋切型の言葉で言えば日常的な生活空間からこぼれ落ちた人々だが、それだけに、或る演劇的な佇まいを見せている。現代社会における道化としてふさわしい。

これ以上のことは、ちょっと、まってください。

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・取材してきました! 2017-07-04 12:28

『売らいでか!』博多座公演★絶賛上演中★

 ★祝★上演550回達成!

『新版  喜劇 売らいでか!- 亭主売ります -』博多座公演  上演中!

「550回も夫を売っちゃった!(笑)」と照れ笑いの浜木綿子

 

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写真は左から、井上順・浜木綿子・加藤茶

 

浜木綿子の主演舞台『新版 喜劇 売らいでか!―亭主売ります―』が、7月1日に博多座で幕を開けた。初日前日には、主演の浜木綿子と支配人役の加藤茶、そして急病で降板した左とん平の代役として急遽参加が決まった井上順という豪華な面々が初日ゲネプロを前に囲み取材会を開いた。

6月8日、舞台はもちろんドラマなどでも共演し、浜木綿子とは名コンビぶりを見せていた左とん平の急病による降板というニュースが飛び込んで来たのも記憶に新しい。そんな中、浜木綿子演じるなつ枝の旦那役の代役として井上順を迎え、1カ月も経たぬうちに稽古を経ての初日前日となったが、初日を目前にしたそれぞれの思いとは?

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・NEWS 2017-07-03 21:06

フエルサ ブルータ最新作 「Panasonic presents WA!-Wonder Japan Experience 」新アンバサダーに青柳塁斗が決定!

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俳優・青柳塁斗 キャストの集中合宿を体験!
追加キャストとして参戦か!?

2017年8月1日より東京で世界初演を迎える、フエルサ ブルータ最新作「WA!」。世界500万人が熱狂している体験型エンターテインメントの最新作は、国内のみならず海外からも大きな注目を集めている。
そんな大注目の公演のチーフ・アンバサダー岸谷五朗、アンバサダーの大谷亮平、松井愛莉、吉沢亮につぎ、新たなアンバサダーが発表となった。
ミュージカル「テニスの王子様」などに出演し、現在 8月から地方公演が始まる 国民的ミュージカル「アニー」に出演するなど舞台を中心に活躍している役者、青柳塁斗だ。

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・NEWS 2017-07-02 17:00

愛に溢れる季節 再び —2016年は完売御礼。
熱いご要望にお応えして 2018年夏、再来日決定!
ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2018

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2016年には連日ソールドアウト、エネルギー溢れる新キャストで日本を大熱狂させた
ブロードウェイの永遠の傑作ミュージカル「レント」が再び日本を震わせる!

96年にNYの小劇場でオープン後、わずか2ヶ月でブロードウェイに進出。ピューリッツァー賞、トニー賞、オビー賞など各賞を総なめにし、世界中にレントヘッズと呼ばれる熱狂的ファンを生んで、まさにミュージカルの歴史を変えたRENT。プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をもとに、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死…様々な問題を抱えながらも夢を諦めず懸命に生きる若者たちの姿を描いたストーリーと、それを包み込む美しい音楽は、世界中の人々に生きる勇気と希望を与えた。
 昨年2016年に初演から20年を記念して開催された来日公演では、連日ソールドアウトで大熱狂。新世代のエネルギー溢れるキャストで大絶賛をあびたオリジナル演出版が早くも2018年、再来日決定!
あの愛に包まれる感動が、再び日本上陸!

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・NEWS 2017-06-30 14:52

音楽喜劇『のど自慢~上を向いて歩こう~』初日ゲネプロ・囲み取材レポートが到着!

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音楽喜劇『のど自慢~上を向いて歩こう~』の公開ゲネプロが29日東京国際フォーラム ホールCにて行われ、森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)、監修・演出の井筒和幸が取材に登場した。

同作は1999年に公開された映画『のど自慢』をベースに音楽喜劇として舞台化。売れない演歌歌手・赤城麗子(森昌子)とそのマネージャー・須谷保(河合郁人)を中心に描かれる人間模様や、人気歌番組「のど自慢」に出るために奮闘する人々の様々な想いを描いたハートウォーミングストーリー。劇中では、『せんせい』や『越冬つばめ』といった森昌子自身の曲をはじめ、多くの名曲が散りばめられ舞台を彩る。

32年ぶりの主演舞台となる森は、「緊張する」「共演者のみなさんが親切に介護してくださるから……」と話すと、すかさず河合が、「エスコートです、エスコート!」と笑顔で重ねた。井筒監督も「こんなにあっという間の楽しい3時間はない。いい気晴らしになるのでぜひ観てほしい」と意気込んだ。
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・インタビューしちゃいました!! 2017-06-30 10:19

ミュージカル『にんじん』 大竹しのぶ インタビューが到着!

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例えるなら夏の肝試しみたいな感じで、怖いもの見たさで来ていただければ(笑)。
でも絶対に、エネルギッシュなものになると思うんです。
どんなものを見せられるかはまだわからないですけど、観る人の心がシャキーン!となるようなエネルギーを渡せたらと思っています

 

今年還暦を迎える大竹しのぶが、ミュージカル『にんじん』に38年ぶりに挑む。しかも、38年前と同じ少年・にんじん役で! 兄・フェリックス役に中山優馬、姉・エルネスティーヌ役に元AKB48の秋元才加という、ジェネレーション・ギャップの概念すら吹き飛ばすような布陣も含め、話題騒然の同作。この試みは、演劇プロデューサー・北村明子氏との会話がきっかけだったという。

大竹「ある日、稽古場で北村さんから“今までに演じた役で、もう一度演ってみたいものはある?”って聞かれたんです。舞台って、どの役でももう一回演りたいと思うことが多いから……例えば『奇跡の人』のサリバン先生なんかも、何度も再演に再演を重ねて、それでもまだ自分が思うところまで行き着くことができなかったという気持ちがありました。『にんじん』は一度だけしか演ってないんですけども、“すごく楽しかったし忘れられない役で”と答えたんですね。そしたら、ブロードウェイで『ピーター・パン』を長年演じているキャシー・リグビーさんを例に挙げて「向こうのピーター・パンは60過ぎてもやっているわけだから、『にんじん』だってきっとできるわよ」とのせられまして、「そうですか? じゃあ」と(笑)。彼女の演じているピーター・パンは人間ではないんですけども、実際に彼女が演じているのを見ると、若さとはまた違った、不思議な深さがあるんです。『にんじん』でもそういった部分をきちんと描けなければ、やる意味がないなという風に思っていますね」

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