・インタビューしちゃいました!! 2016-06-15 00:00

ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」 吉野圭吾 インタビュー


“心に何かを感じてもらえたら”
新たなフック船長に名優が挑む!

 

 夏の風物詩ともいえる舞台、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。初演から36年間にわたり多くの名優がステージを彩ってきた。この夏、新たにフック船長/ダーリング氏の2役を務めるのは、ミュージカル界に欠かせない存在の俳優、吉野圭吾だ。

吉野「10年以上前に観たことがあって、“いつかやってみたいな”と思っていたんです。当時演じていたのはどなたでしたか……古田新太さんかな。すごく達者な方で、“あぁ~、すごいな”と思いながら観ていた覚えがあります。なので、今回お話が来たときには“やった!”と思いました。特に演じる年齢を意識してきたわけではないですけど、今の歳でこの役が来たというのは、動けるギリギリな感じの年齢だからかな(笑)」 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-06-14 18:54

「メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~」 中井貴一 インタビュー

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PARCO劇場名物「志の輔らくご」が
中井貴一主演で待望の舞台化!

 

 毎年、正月のPARCO劇場を1カ月にわたって賑やかせている「志の輔らくご in PARCO」。その人気の高さからチケット争奪戦も起こる劇場の風物詩が、急遽、「メルシー! おもてなし~志の輔らくごMIX~」というタイトルで初めて舞台化されることになった。主演として白羽の矢が立ったのは、PARCO劇場と縁深い中井貴一。企画から関わったサスペンス・コメディー「趣味の部屋」(13年初演)が好評を博したのも記憶に新しい。

中井「今年はちょっとゆっくりしたいなとスケジュールを空けていた時期が、まるで申し合わせていたかのように、公演日程とピッタリ重なったんです(笑)。僕は、自然に演じられる458席のPARCO劇場のキャパシティ、そして雰囲気が大好き。これはきっと劇場が、『もう一度、どう?』と呼んでくれたんだと思いました」 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-06-10 20:13

舞台『イヌの日』 尾上寛之&松居大悟&玉置玲央 インタビュー

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2016年夏、松居大悟が次世代の演劇界を担う俳優陣と共に
阿佐ヶ谷スパイダースの名作『イヌの日』を甦らせる!

 

 「『イヌの日』は16年前に起こった新潟での少女監禁事件に着想を得て(長塚)圭史さんが書いた作品なんですけど、僕らが上演にこぎつけた今年も同様に世間があっと驚くような(千葉での)監禁事件が起きて…。ちょうど登場人物たちと同じアラサーになった僕らが『イヌの日』を作るということにも、運命めいたものを感じます。今やるべくしてやる感じ」と語るのは、演出&出演の松居大悟。

 小学校時代の同級生たちを15年もの間、防空壕に監禁する――というショッキングな設定が話題を呼んだ、長塚率いる阿佐ヶ谷スパイダース(以下阿佐スパ)の「イヌの日」。2000年に初演、2006年に再演されたその問題作を、劇団ゴジゲン主宰であり、「アフロ田中」(2012年)、「ワンダフルワールドエンド」(2015年)、「私たちのハァハァ」(2015年)などの映画やクリープハイプの一連のMVを手がけた気鋭の映像作家でもある松居がリメイクする。出演は、数々の松居作品に出演している実力派の尾上寛之、劇団・柿喰う客の看板俳優としておなじみの玉置玲央、女優・モデルとして高い人気を誇る青柳文子ら。同世代であり気心の知れた仲でもある松居、尾上、玉置の3人に、この作品について語ってもらった。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! ・取材してきました! 2016-06-02 16:50

シディ・ラルビ・シェルカウイ(「sutra(スートラ)」出演・演出・振付)の魅力を森山未來が語る!インタビューレポート

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ラルビが少林寺に出会ったという喜びに溢れたシンプルな舞台。難しいことを考える必要はなく、ダンスパフォーマンスとして観ても、少林寺として観ても、新たな世界の扉が開く

 

本場少林寺の僧侶19名による大迫力のダンスとアクロバットを魅せる、世界60都市で絶賛の大ヒット作「sutra(スートラ)」が遂に日本初上陸。今回、出演・演出・振付のシディ・ラルビ・シェルカウイ(以下ラルビ)について、彼が演出した舞台「テヅカ」および「プルートゥ」に出演した森山 未來さんに、ラルビの魅力を伺いました。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-05-28 12:00

「母と惑星について、および自転する女たちの記録」 鈴木 杏&田畑智子 対談

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 蓬莱竜太の書き下ろしを栗山民也が演出する「母と惑星について、および自転する女たちの記録」は、実力派女優たちが集う4人芝居。現在のパルコ劇場(建て替えのため8月で一時休館)での、最後の新作公演となる。奔放に生きた母(斉藤由貴)の急死からひと月後、遺された三姉妹(志田未来、鈴木杏、田畑智子)は遺骨を持ったままあてもなく、異国への旅に出る……。初共演という長女役・田畑智子と次女役・鈴木杏の間には早くも、姉妹の空気が漂い始めていた。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-05-27 19:21

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」 児玉明子&伊藤優衣&君沢ユウキ インタビュー

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©岸本斉史 スコット/集英社 ©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2016

 ’99年より週刊『少年ジャンプ』で連載され、今や世界中で親しまれている大人気コミック&アニメ『NARUTO-ナルト-』。里一番の忍を目指すうずまきナルトが個性豊かな仲間たちと共に成長していく原作の世界観を、プロジェクションマッピングなどの映像演出、トランポリンを使ったアクロバット、エアリアル(空中演技)といったアクションでより立体的に表現したのが、昨年上演された『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』だ。昨年、国内4都市に加えてマカオ、マレーシア、シンガポールでも上演され各地の観客の度肝を抜いたこの作品が、さらにパワーアップして帰って来る!

 再演への期待が日に日に高まる中、物語の主役となるうずまきナルト(松岡広大)、うちはサスケ(佐藤流司)を、同じチーム“第七班”の仲間として支える春野サクラ役の伊藤優衣、はたけカカシ役の君沢ユウキ、そして演出・脚本を手がける児玉明子に、作品への思いを語ってもらった。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-05-24 19:30

ロロ 三浦直之 『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』 インタビュー

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 このところの三浦直之の躍進は目覚ましい。劇団を立ち上げて間もない20代前半から注目を集めた才能と幸運の持ち主ではあったが、昨年6月の『ハンサムな大悟』で明らかに新たなフェーズに突入。三浦本人が多用した「ボーイ・ミーツ・ガール」という言葉に象徴される恋愛ものから、世界のありよう全体を描くことへ興味がシフトした。新作『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』(以下、『あなた物語』)はさらにそのテーマが進化/深化。高校演劇のフォーマットに則ってシリーズ創作を続けている『いつ高』(シリーズ連作群像劇『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校』)から扱い始めた“不在”を物語の中心に据えた。不在サイドから存在を照らすという野望を三浦に抱かせたものとは──?

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・インタビューしちゃいました!! ・取材してきました! 2016-05-20 18:21

*ASTERISK「Goodbye,Snow White」新釈・白雪姫 主演・演出・振付の牧 宗孝(MIKEY from 東京ゲゲゲイ)単独レポート!!

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 日本のトップダンサーたちが一堂に会し、ひとつの物語を紡ぐ舞台『*ASTERISK』。今回は 主演・演出・振付を手掛ける牧 宗孝(MIKEY) さん単独インタビューの様子をご紹介!今回の作品にかけるMIKEYさんの深い想いをお聞きしました!

 

――今回一番伝えたいことはなんですか?

MIKEY 原作の中村うさぎさんの中にもあって、もしかしたら私とは違うかもしれないんですが、私的には、どんな選択をしても「これでよかったんだ」と最終的に思えたらいいなという希望、ですかね。好きなことを諦めて、結婚して家庭を持ってお母さんになる女性の人生と、結婚をせずに自分の好きなことを追求して没頭して生きる人生とあると思います。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-05-20 18:19

「ボクの穴、彼の穴。」 ノゾエ征爾 インタビュー

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フレッシュなキャストで挑む
見えない敵との「戦争」

 

 建て替えのため8月に閉館が決まっているパルコ劇場(2019年リニューアルオープン予定)に、劇団「はえぎわ」で作・演出を務めるノゾエ征爾の脚本・演出作が初登場。イタリア人童話作家による同名絵本が原作の二人芝居で、塚田遼一(A.B.C-Z)と渡部 秀という、フレッシュ&エネルギッシュなキャストだ。

ノゾエ「もともと知り合いだったとかではないので客観的な印象ですけど、ふたりとも陽のイメージ。でも陽って絶対にその一面だけではないし、彼らの“奥”にすごく魅かれています」
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・インタビューしちゃいました!! 2016-05-18 19:26

WAHAHA本舗 「ラスト2」久本雅美インタビュー&東京公演舞台写真が到着!

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久本雅美が語る「ラスト2」
「暴れまくったろと思ってます!」

柴田理恵が、久本雅美が、佐藤正宏が、梅垣義明が…スポットライトにワハハ本舗のメンバーが1人ずつ浮かび、客席に降りた彼らはオールスタンディングの観客たちにハイタッチをして全員が退場。2013年、そうやってワハハ本舗全体公演「ラスト」は幕を閉じた。これが最後の全体公演…のはずだった。が、「ラスト」は3部作シリーズの第1弾だった。え~!? このうれしいサプライズ、詳しいことが知りたいと、久本雅美に直撃インタビュー。 続きを読む