チャールズ・チャップリン晩年の傑作映画 「ライムライト」が世界初の舞台化!絶賛上演中!
チャールズ・チャップリンの名作映画「ライムライト」が世界初の舞台化。
チャップリンの自伝映画ともいえるこの作品に石丸幹二が真正面から挑む意欲作だ。
若きバレリーナを演じる野々すみ花との儚くも美しい恋が観るものの胸を打つ。
古き良き時代を懐かしむだけ作品ではない。チャップリンが自身をさらけ出して描いたこの普遍的な愛の物語を是非今見てほしい。
30周年を迎える「おすましでSHOW」小堺一機インタビュー
失敗さえも“アリ”、だから面白い。
30周年を迎える「おすましでSHOW」
思えば、小堺一機は長寿番組に携わることが多い人だ。『ライオンのごきげんよう』は前身となる『ライオンのいただきます』から31年を数え、いまも放映中。関根勤とともにパーソナリティを務めたラジオ『コサキン』シリーズは27年半続いた。そして、舞台では1985年からはじまったシリーズ『小堺クンのおすましでSHOW』が今年で30回を迎える−−。
「まあ、あんま仰々しいのも恥ずかしいので、大げさに『30回です! ありがとう!』みたいな感じではなく、いつも通りにやりたいと思います」
ミュージカル「グッバイガール」制作発表レポート
ブロードウェイ喜劇の天才ニール・サイモン脚本を、
初ミュージカルに挑戦するマキノノゾミが演出!
最高に笑えて、最高に泣ける!!
日本では実に17年ぶりに上演されるブロードウェイ・ミュージカル『グッバイ・ガール』が8月、有楽町・東京国際フォーラムにて開幕する。アメリカを代表する喜劇作家ニール・サイモンが手がけた本作は、売れない役者と子持ちのダンサーの恋物語を描いた大人のロマンチック・コメディ。6日に行われた制作発表には、「ニール・サイモンの大ファン」を自認して初ミュージカルに挑む演出のマキノノゾミを筆頭に、子持ちダンサーのポーラを演じる紫吹淳と、売れない役者エリオット役の岡田浩暉の主演ペア、アパートの管理人ミセス・クロスビー役の中尾ミエ、ポーラの娘ルーシー役(Wキャスト)の吉井乃歌と児玉萌々が登壇。笑いの絶えない和やかな雰囲気のなか、作品にかける意気込みを語った。
紫吹「ポーラに一番共感できる点は、“男運がない”というところ(笑)。私の代表作になるんじゃないかな〜と思っています」
岡田「エリオットは夢を追ってニューヨークに出てきた男。僕も生まれは群馬県で…(紫吹と)二人とも群馬県太田市出身なんですが(笑)、僕自身も音楽への思いを抱いて都会に出てきた、あの頃の気持ちを思い出します」
赤坂大歌舞伎製作発表コメント
蜷川幸雄ロングインタビュー<前編> 『海辺のカフカ』について
村上さんの小説は、ギリシャ悲劇の大きな物語と
現代的なディテールがくっついている。
去る2月、公演先の香港で緊急入院し、「蜷川幸雄80周年」と冠された今年のスケジュールが危ぶまれた蜷川幸雄。だが奇跡的な復活を遂げ、車椅子と酸素吸入器を新たな相棒に加え、怒濤のスケジュールを遂行中だ。今回のインタビューは、夏から秋に手がける3作に股がった。内訳は、寺山修司28歳の時の戯曲で、亀梨和也が主演する8月の『青い種子は太陽の中にある』、6月のロンドン公演で現地メディアから高い評価を得て日本の凱旋公演が9月に始まる『海辺のカフカ』、シェイクスピアの演出家としてその名を世界に刻み、やはり9月に幕を開ける『NINAGAWAマクベス』。インタビューは、その日ちょうど、世界5都市ツアーの口火を切るロンドン公演に向けた稽古を進めていた『海辺のカフカ』のことから始まった。
──キャストもスタッフも前回と同じということもあって、2年ぶりの稽古は順調そうですね。
「うん、おもしろいよ、うぬぼれて言っちゃうけど(笑)」
ミュージカル「100万回生きたねこ」製作発表レポート
森山未來、満島ひかり主演で2013年に上演されたインバル・ピント、アブシャロム・ポラック版ミュージカル『100万回生きたねこ』。そして2年後の今年、成河(そんは)、本作が初舞台となる深田恭子で蘇る。製作発表では、音楽監督・阿部海太郎さん、バンドメンバーと一緒に楽曲を披露。
―成河(そんは)さんはこのミュージカルを2013年にご覧になっているということですが、その時の感想はいかがでしたでしょうか?
成河 「ミュージカルでもあるんですけど、一番驚いたのは、歌とダンスとお芝居が、とても自然に溶け合って、一つの作品を構成していて、ここまでバランスのいい作品は日本ではあまり観たことがないなと思って感動したのを覚えています。」
メアリー・ステュアートの舞台写真が到着!
今、二人の女優が新たな「歴史」をつくりだす。熱く、激しく時代を生きた二人の女王の物語。今回はメアリー役に中谷美紀、エリザベス役に神野三鈴をキャスティング。イタリア人女性作家、ダーチャ・マライーニ作『メアリー・ステュアート』が10年ぶりに再演!
東京公演終了!7/11[土]より大阪、広島、名古屋、新潟 、福岡と順次開幕します!
デキメン列伝 第7回 大山真志
“デキる”のみをものさしに、今後の舞台界を担っていくであろう、注目株の若手俳優をピックアップ。彼らが「デキメン(=デキる男優)」である理由、そして、隠れた本音をロング・インタビューで探る!
人を楽しませる“エンターテイナー”であるときが一番楽しい
Writer’s view
数多居る若手男優の中でも、大山さんの持ち味はユニークだなと常々感じていました。大きくたくましい体に、深く響く歌声。ついつい三枚目のキャラクターを担ってしまうところがありながら、ファンをキュンとさせる男性的魅力もちゃんと持ち合わせている。はたまた筆者周辺では「息子にしたい!」なんて声が聞かれたり、アピール力が多様で幅広いのです。あらゆるものをドーンと受け止め“みんなの大山真志”たる彼の大きさはどこから来るのか。その答えと、25歳という狭間の年齢にいる今の心境を知りたくて稽古場を訪ねました。 取材・文/武田吏都
――大山さんは子役出身で、歌、ダンス、芝居を長く続けてきていますが、この三要素でいうと、スタートは何から?
大山 僕は完全に歌ですね。それこそセリフを覚えるという作業をして芝居をするようになるなんて、子供の頃は全然思ってなかったです。小学4年生ぐらいから音楽カレッジみたいなところに通い始めて。きっかけはただただマイケル・ジャクソンになりたかった、みたいな(笑)。だから踊ることもカッコいいなと思っていましたけど、最初はただ人前で歌いたいという気持ちだけで、歌っていることが幸せでした。でもアルゴ・ミュージカルのオーディションを受けたとき、自分のダンスのできなさ加減に落ち込んで(笑)、母親に「ダンスを習いに行かせてくれ」って頼んで。それから、ジャズやタップやバレエやいろんなコースがあるダンススタジオに、毎日何コマも取りながら通いました。その中に演技の稽古ができるところがあったので、芝居はそこでやっと習った感じですね。で、小学5年生のときが初舞台です。
舞台「転校生」21名のキャストがついに決定!
今春『幕が上がる』でコンビを組んだ平田オリザ×本広克行
若手女優発掘プロジェクト!
応募総数1474名!
公募オーディションから本広克行が選んだ
21名の21世紀に羽ばたく女優たちがついに決定!!
今春 主演にももいろクローバーZを起用し、平田オリザ原作小説「幕が上がる」を映画化、そして舞台化した本広克行。彼女たちの女優としての才能を開花させ、無限の可能性を引き出し、高校演劇部を舞台に、見事に高校生たちの群像劇を創り上げました。
そんな本広克行が、この夏、再び平田オリザの戯曲に挑みます。女子高生21名の群像劇「転校生」です。
本作は、1994年に青山演劇フェスティバルでの初演以来、高校演劇のバイブル的存在となっている戯曲で、ある高校生たちの一日が、平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話で繰り広げられます。
舞台『七人ぐらいの兵士』開幕!
7月5日、Bunkamuraシアターコクーンで『七人ぐらいの兵士』の初日の幕が開いた。2000年パルコ劇場で初演されたこの作品は、当時ドラマの打ち上げで盛り上がり企画が実現、作・生瀬勝久、演出・水田伸生の布陣で明石家さんまの演劇デビューとなった記念碑的作品。以降、明石家さんまはコンスタントに演劇作品に出演してきた。
2015年版の再演では、初演キャストである生瀬勝久、山西惇、温水洋一、八十田勇一、中村育二、恵俊彰(Wキャスト)に加え、新参加の内田有紀、中尾明慶(Wキャスト)、森田甘路、須賀健太という、力強いキャストが揃った。