・取材してきました! 2015-01-09 20:38

舞台「真田十勇士」囲み取材及びプレスコールレポート

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今月7日、東京・赤坂ACTシアターにて行われた、舞台「真田十勇士」(脚本:中島かずき/演出:宮田慶子)の囲み取材及びプレスコールをレポート!

2013年夏に初演を終えてから早くも再演が決定した本作品。上川は、「かなり早い時期での再演決定と、ほぼオリジナルメンバーということはとても幸せなこと。現代劇では表せないような、人と人とのつながりや思いを強く描けるのが時代劇。意味がある興行だと思っております。」と語る。

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今回の囲み取材では、上川隆也(真田幸村役)のコメントに加え、柳下大(猿飛佐助役)・黒川芽以(ハナ・花風役)・賀来千香子(淀の方)・里見浩太朗(徳川家康)の4名がコメント及び“座長”上川の印象を語った。

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・取材してきました! 2015-01-08 11:51

『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』 稽古場レポート

1月12日からいよいよ開演!『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』12/26の稽古場をレポート!

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稽古場に近づくと、中から聞こえてくるのは大きな笑い声!休憩中のようですが、稽古場に入る前から雰囲気の良さが伝わってきます。中に入ると、和気あいあいとした明るい雰囲気の中、一人自主練習をしていたのは戸次重幸さん。柔軟を始めても台詞は止まることはありません。ミムラさんは台本をじっくり読み込んでいます。皆ジャージやスウェットなどのリラックスした格好です。そして開始の合図がかかり、二週間目の稽古が始まりました。

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・取材してきました! 2014-12-30 11:42

ダンスファーム『近藤良平のモダン・タイムス』フラッシュ・モブ体験記

ダンスで種まき、ダンスを耕し、ダンスが実る、近藤良平の新プロジェクト“ダンスファーム”!!

近藤さんが一般参加の皆さんと2013年から続けてきたプロジェクトの大収穫公演がいよいよプレイハウスで上演されます。

小林十市、篠原ともえ、たむらぱんなど、個性あふれる才能も集結し、予測不可能な楽しさがぎっしり詰まった舞台をお届けします。

 

そんな本公演の一環として、12月27日、28日の13:15~、17:15~の計4回、東京芸術劇場B1ロワー広場にてフラッシュ・モブが開催されました!!!

 

大学時代ダンスをやっていたローチケ演劇部員(か)は、兼ねてからフラッシュ・モブを踊ってみたいと思っていたため、これは絶好のチャンス!と、事前練習会から参加。参加者には年齢層が様々で、中には大学生や親子連れの方もいらっしゃいました。近藤良平さんは太陽のような方で、参加者は終始笑顔の練習会となりました。練習会を終えてからは練習用公式動画を何度も見たり、自宅のリビングで窓ガラスを鏡代わりに練習し、本番に備えました。

 

そして迎えたフラッシュ・モブ本番!賛美歌が流れ、いつもとちょっと様子が違う東京芸術劇場。13:15に向けて緊張感と高揚感が高まります。B1にあるロワー広場を見ると、あの人もフラッシュ・モブ踊るのかな~?という人や、何も知らずにイスに座って休んでいるかのような人もいて。この穏やかなロワー広場が、一体どんなことになってしまうのか?!ワクワクが止まりません。

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・取材してきました! 2014-12-29 19:26

ミュージカル『サムライ7』稽古場レポート

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黒澤明監督作として世界的にも有名な映画「七人の侍」、そしてそれをアニメ化した「サムライ7」。あまりにも有名な作品が今度はミュージカルとして蘇る。稽古場で披露されたのは、前半にラストに歌われる「侍」。歌うのはカンベエ役の別所哲也。別所演じるカンベエを中心とした7人が立ち上がる、前半を象徴するシーン。楽曲披露後に行われた囲み取材より、みなさんのコメントを。

 

上島雪夫(演出・振付)

世界に名だたる名画がベースとなっており、人気アニメとなって、それがミュージカルになるということで、今まで観たことないような時代劇ミュージカルにしたいなと思っています。
原作をベースにしながらも、アニメがもっている不思議なキャラクター、おもしろいエピソードを、アニメならではのダイナミックさ、ファンタジックさを失わないように、且つ原作の良さも消さないようにミュージカルにするということに挑んでいます。素敵なシーンがいっぱいできると思うので、ぜひ皆さんに観て欲しいです。

 

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・インタビューしちゃいました!! 2014-12-29 15:14

劇団プレステージ第9回公演「WORLD’S ENDのGIRLFRIEND」 大村 学×高橋秀行×風間由次郎 インタビュー

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劇団プレステージ第9回公演「WORLD’S ENDのGIRLFRIEND」

2015/2/8(日)~22(日)CBGKシブゲキ!!にて開催決定!

 

 前作、第8回公演『ブラックパールが世界を動かす』(再演)も大盛況。10月からはテレビ神奈川で初の地上波レギュラー番組「銀の劇プレ」が放送開始。そしてあの年末恒例の大人気イベント、「SUPERハンサムLIVE 2014」へのゲスト出演が決定した劇団プレステージ。

 初の写真集PRESTAGE PREMIUM PHOTOBOOK「P!」では今まで見せたことのない「奇跡の男前ショット満載の永久保存版」という新たな一面を存分に発揮しています。

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・取材してきました! 2014-12-26 22:24

ミュージカル『テニスの王子様』3 rdシーズン 青学(せいがく)vs不動峰 お披露目イベント&制作発表 レポート

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テニミュ3rd_お披露目イベント01撮影:設楽光徳

 

12月25日のクリスマス、TOKYO DOME CITY HALLにて、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs不動峰のお披露目イベントおよび製作発表が行われた。「テニミュ応援団」と自負する堀田 、高木 俊をMCに迎え、越前 リョーマ役の古田 一紀をはじめとする今回の出演キャスト全員、さらにはゲストで7代目青学レギュラーの小越 勇輝、山本 一慶、黒羽 麻璃央が登壇した。

 

お披露目イベントは、練習風景がたっぷり収まった3rdシーズン紹介映像を皮切りに、キャスト全員での『ザ・レギュラー』 を披露。手塚 国光役の財木 琢磨と、橘 桔平役の青木 空夢が試合前の意気込みを語り、「決着は2ヵ月後に」と、固い握手を交わした。

続いてゲストの3人が登場。現キャストに対し、「初々しい!」とコメント。3人のゲストに加え、VTRにて7代目の手塚 国光役の多和田 秀弥の応援メッセージも届いた。「11年続いている歴史とバトンを繋げて、お客様への感謝の気持ちを忘れずに突っ走って欲しい。」と力強くコメントした。3人のゲストは、バトンを渡すように現キャストに向けて、あたたかなエールを送った。

そして最後に古田 一紀が「本当に緊張したけど楽しかった。気を引き締めて稽古に臨み、皆さんを笑顔にできるような公演にしたい。」と締め括った。

 

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・観劇してきました! 2014-12-25 21:01

『キレイ―神様と待ち合わせした女―』

シアターコクーン・オンレパートリー2014+大人計画
『キレイ―神様と待ち合わせした女―』 @シアターコクーン

キレイ観劇

のっけから終演後の話。
3時間半の公演を終えた熱気むんむんの劇場を一歩出て、外気の冷たさにひぇっとなったわたしのそばを、30代後半くらいの男女が歩いていった。男性は、パートナーとおぼしき女性にむかって興奮気味に「おれ、これの前回の公演を観てさー…」と話しながら楽しそうな笑顔。
今回が初見のわたしはその姿を見て、ああ、年月を経て再演するってこういうことか、再演されるような作品を続けて観られるなんてうらやましいな、としみじみ思った。
歳を取るというとマイナスイメージが先立つけれど、歳を取らなきゃできないことには価値がある。わたしのような若造には絶対に追いつけない価値が。

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・インタビューしちゃいました!! 2014-12-24 17:03

音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』 兼崎健太郎 インタビュー

 

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明治時代、新しい時代の日本の音楽を作った男たちと、

それを取り巻く面々がおくる、ハートフルなドラマ

 

2014年1月の初演から1年。

前回に引き続いて原田優一さん、和音美桜さん、佐野瑞樹さんの出演に、

新垣里沙さん、白又敦さん、兼崎健太郎さんが加わり草月ホールに帰ってきます。

今回、瀧廉太郎役である兼崎健太郎さんにインタビューしました。

 

瀧廉太郎といえば、日本が世界に誇る作曲家の一人かと思いますが、率直にこの役のオファーがあった時の心境はどうでしたか?

兼崎「もちろん嬉しかったですが、難しい芝居になりそうだなって思いました。どれくらいの時代背景なんだろうと考えました。」

 

この作品が持つ魅力は一体何だと思いますか?

兼崎「心が温まる、とても優しい作品だと思いました。生きることや、頑張ることを後押ししてくれるような作品だと思います。日本歌曲を改めて色んな方に思い出してもらえるし、日本の音楽をこういった人が引っ張ってきたという所を知ってもらえますよね。」

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・連載―デキメン列伝! 2014-12-22 11:00

デキメン列伝 第1回 上山竜治

“デキる”のみをものさしに、今後の舞台界を担っていくであろう、注目株の若手俳優をピックアップ。彼らが「デキメン(=デキる男優)」である理由、そして、隠れた本音をロング・インタビューで探る!

【第1回】 上山竜治  RYUJI KAMIYAMA
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この道を与えていただいたんだなという、そんな感覚なんです


Writer’s view

第一回目で早くも、真打ち的なデキメンの登場です。来春開幕のミュージカル「レ・ミゼラブル」の革命に燃えるリーダー、アンジョルラス役(トリプルキャスト)に決まった上山竜治さん。初めて帝国劇場の舞台を踏む彼ですが、14歳でアイドルとしてデビュー、17歳の初舞台で芝居に出会います。「レミゼ」製作発表では、70人以上のキャストの中心に立ち、「民衆の歌」などの歌唱を披露。その姿からも感じられた俳優としての華、センターたる存在感――それを培った裏には挫折と、少年時代からの秘めた思いがあったのです。   

取材・文/武田吏都

 

――「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役は、上山さんのみ製作発表の場での発表というサプライズももちろんですが、上山さんがああした大型ミュージカルのオーディションを受けていたことにも驚きがありました。会見でも「(自分がこういう作品に出るのは)おこがましいと思っていた」と発言していましたが、ご本人が本格的な目標として定めているように私は感じていなかったので。もっと言うと、ストレートプレイ志向が強い方なのかなと思っていたのです。

上山 真正面からミュージカル志向ではないというか、そういうところは確かにあります。俗に言う、ミュージカルのいきなり歌いだす感にちょっと恥ずかしさや違和感みたいなものはありながら、それをどうやったらなくせるんだろうってことはずっと考えていました。英語だったら抑揚があって発声法も違うし、日常的に歌っているような、歌と台詞の境がない感覚で観られると思うんです。でも日本語は口を開かなくてもしゃべれるような平坦な発音で、そうして台詞をしゃべっている中で、どうやって歌につなげられるのかなあと。これまたおこがましいんですけど、日本のミュージカルって基本的にちょっとハンデのあるところから始まっているのかなとも思っていました。なので、ロンドンやブロードウェイとかラスベガスにも観に行って、違和感がある・ないの差はどこだろう?って考えたりして。だから好きなんでしょうね、ミュージカルが。好きだからこそ、じっくり突き詰めて考えなきゃと思ったんですよね。

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・観劇してきました! 2014-12-19 04:07

チェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』

 

チェルフィッチュ『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』の感想いいまーす。

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あの、先日、チェルフィッチュの『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』観たんですよ。これ、タイトルはアイスクリームの名前で、舞台はコンビニなんですね。日本の現代社会を象徴する場所。コンビニ。これが、なんかすごい面白くって。何が面白いかって、「うわーいるいる、こういう人」のオンパレードなんですよ。ほら、俺たちって、日本人じゃないですか。とか言っても、「日本人はこうあるべき」とか意識しながら生きてるわけじゃないし。でも、気づかぬうちに“ザ・日本人”みたいになっちゃってるんだよね。それを何だか、まざまざと見せつけられたって言うか、うわー俺も傍から見たら?海外の人から見たら?こんなんなんかなーって。 続きを読む