・取材してきました! 2016-04-08 13:11

WBB vol.10『懲悪バスターズ』 制作発表レポート&インタビューが到着!

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この5月に、佐野瑞樹(ジャニーズ事務所所属)と佐野大樹(ラ・セッテ所属/*pnish*リーダー)による兄弟演劇ユニットWBB(ダブリュビービー)の第10回目となる公演WBB vol.10『懲悪バスターズ』を、東京(5/19-22東京芸術劇場 プレイハウス)と神戸(5/28-29新神戸オリエンタル劇場)で上演いたします。

5月の本番に先駆け、本公演の制作発表を、公演会場となる東京芸術劇場 プレイハウスにて4月7日(木)に行いました。

本公演の出演者*pnish*の土屋佑壱がMCをつとめ、主演の佐野瑞樹、今作の作・演出も手がける佐野大樹、記念すべき第10回公演のゲスト出演を果たすロンドンブーツ1号2号の田村 亮、鈴木勝吾の4名が登壇し、舞台への意気込みを語りました。

また、制作発表後に、佐野瑞樹、佐野大樹、田村 亮3名での囲み取材も行われました。

 

  • 日時  4月7日(金)15:30〜
  • 場所  東京芸術劇場 プレイハウス
  • 登壇者 佐野瑞樹、佐野大樹、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)、鈴木勝吾
  • MC 土屋佑壱

 

【コメント】

佐野瑞樹 [主演:館合(たてあい)役] 「館合(たてあい)という科学者役です。偏屈な天才という役なので、天才とはなんぞや、というところで、いろいろと天才について考えました。最終的には(ドラマの)「ガリレオ」を1話から見直そうかなと(笑)。それを観ながらパクろうかなと(笑)。自分が天才じゃないと天才ってわかりづらいじゃないですか。」

MC「お芝居の仕上がりは福山雅治さんに寄ってくると?」

佐野瑞樹「そうですね。うり二つの可能性がありますね(笑)。」

 

田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)[レイブン役] 「悪霊のレイブン役です。まず、客演というのが初めてなので、緊張してます。人のところにお邪魔するというかたちなので、とりあえず足を引っ張らないように、と。舞台の演出の人はすぐ灰皿を投げるときいているので、灰皿を投げられないようにがんばりたいなと思ってます(笑)。」

佐野大樹「投げません(笑)。最近の稽古場はだいたい禁煙ですから(笑)。」

田村 亮「落ちこぼれの悪霊ということなので、あまり役づくりをせずに、地でいけるかなと思ってます(笑)。」

 

鈴木勝吾 [アミット役] 「悪霊アミット役です。僕は比較的、舞台で鬼だったり、ロボットだったり、人じゃない役を演じることが多いのですが、とうとう悪霊まできたか、と思いました(笑)。ファニーに演じられたら楽しいかなと思います。」

 

佐野大樹 [作・演出・オーメン役] 「悪霊退治をするロボットのオーメン役です。今回の話は“知ること”をテーマにしています。落ちこぼれの悪霊とそれを退治する偏屈な科学者が出会って、ちょっと心がゆるんでいく、というハートフル・コメディです。」

MC「ポスターに思い切り”サイエンス×ホラー”と書いてありますが(笑)」

佐野大樹「ホラーは忘れてください(笑)。今回はホラーといっても、かわいいホラーなんです。今回は、出演もしてくださるOH-SEさんに振付をして頂いて、悪霊の超常現象をダンスで取り入れられたらいいなと思ってます。」

 

【代表質問】

―――「科学の天才」が主人公ですが、皆さんの得意分野は何ですか?

佐野瑞樹「強いて言うなら引きこもることくらいです(笑)。家でじっとしてるのが得意です。だれよりも長く引きこもれると思います。」

田村 亮「(やはり得意分野はお笑い?ときかれて)やはり、って(笑)。はい、お笑いです。芝居の中でも、笑いが必要なときとか、こんなパターンがありますよというような助言ができると思います。」

鈴木勝吾「お酒が大好きで、ひたすら飲んでます。今回のメンバーはみんな飲むみたいなので、稽古をしない内からですけど、打ち上げが楽しみです(笑)。」

佐野大樹「飲みましょう!」

 

―――非常に仲がいい印象の佐野瑞樹・大樹兄弟ですが、どんなカンパニーにしたいですか? ほかのお2人はWBBでやってみたいことなどありますか?

佐野大樹「いま鈴木くんも言ってましたが、お酒をいっぱい飲みに行きたいですね(笑)。とにかくチーム感を大事にして、本番に向けて頑張っていきたいです。」

鈴木勝吾「今まで僕はコメディにあまり触れてこなかったのですが、今回は亮さんもいることですし、思い切りやって、楽しめるエンターテイメントをつくっていけたらなと思います。」

田村 亮「僕は客演が初めてなので、どんな稽古の仕方をするのか、という興味がまず単純にあります。勉強しながら、自分が楽しめて、お客さんも楽しめるような感じになればいいなと思ってます。」

佐野瑞樹「今回、本当に亮さんを始め、鈴木さんやOH-SEさんなど、個性豊かな人が集まっているので、普段はチームワークを基本にしていますが、それぞれの個性を引き立てられるようなカンパニーにしたいですね。ダンスあり、殺陣あり、派手なエンターテイメントとしてドカンと打ち立てられたらいいなと思ってます。」

 

【質疑応答】

―――WBB10作目ということで、兄弟のお互いの魅力などをお願いします

佐野大樹「兄でもあり、この世界の先輩でもあるというのが大きくて、僕は尊敬してます。ものづくりに対してのシビアさやこだわりをすごく感じますね。そこを負けないように頑張りたいです。」

佐野瑞樹「まっすぐなところですかね。あとは、他の人にはなかなか本心を話せなかったり、普通は面と向かって言えないようなことを言えるのは、兄弟ならではだと思います。そういう意味ではシビアに作品に取り組んでいけるので、やはり兄弟であるメリットは大きいなと思います。」

 

―――今回、田村亮さんはどういういきさつでこの公演にオファーがあったのでしょうか?

田村 亮「自分で劇団を持っていまして、8年やってるんですけど、去年くらいからよその劇団さんとやらせてもらったりするようになりました。そのきっかけが、6〜7年同じメンバーでやっていると、どうしてもなあなあになってきてしまって。稽古の仕方も『これだけできているから大丈夫だろう』という風になってくるのが良くないなと思い、よその劇団さんとやらせてもらうようになりました。よその劇団さんが僕らのことを演出してくれるんですけど、気を使ってくれてるな、というのを感じたので、それだったら僕ひとりでどこかに出させてもらうことができないかという話をしていたんです。そうしたら、ちょうどWBBさんからお話をいただいたので、それにすぐ食いついたんです。」

 

―――佐野さんは食いつかれたんですね?

佐野瑞樹「初めはWBBのオファーを受けてくださったのが信じられなくて、本当に田村亮さん?って(笑)。実際に決まったときには衝撃を受けましたね。」

佐野大樹「本職がお笑いのかたなので、やはり間とか、言い方とかは、面白いものを出してきてくれるんじゃないかなと期待していますし、僕も学びたいと思ってます。」

 

 

【囲み取材】

―――今回の顔ぶれ、田村亮さんはどんな風に感じられました?

田村 亮「みんな個性があって、面白くなりそうな予感がします。先ほども話していたんですが、チームプレイも大事やけど、個人のいいところも出してくれたらと。おのずとそうなりそうな気がしますね。」

 

―――お笑い界でもイケメンの代表の一人ですが、イケメンに挟まれて、どうですか?

田村 亮「困るでしょう、そりゃ(笑)。お笑い界がどんだけレベルが低いか・・・(笑)」

 

―――でも、イケメン揃いの舞台ですよね?

佐野瑞樹「僕のプロデュースする回はいつもベテランさんが主体でワンシチュエーションを作っていくんですが、弟の回はド派手に、見た目も結構大事にしてます。まずはビジュアル、そして照明から音楽から全部ひっくるめて大事にしているので、そういう意味ではイケメンの方々に入って来て飾ってもらおうと。」

 

―――ビジュアルで亮さんも選ばれたと?

田村 亮「俺?俺に聞くんやったら、『そうですね(笑)』って言うしかないでしょう。ブスよりは嬉しいけど(笑)。」

 

―――大樹さん、今回はどんな内容になりそうですか?

佐野大樹「落ちこぼれの悪霊と偏屈な科学者。両極端な二人が出会って、意思疎通をしていく・・。そこの感情を描けたらいいなと思っています。あとはアクション!そしてダンス!亮さんにもいっぱい動いていただいて。超常現象ダンスを・・・!」

田村 亮「一番最初は、ダンスとかは伺ってなかったんです、本当のことを言うと(笑)。後からダンスって言われて、ちょっとびっくりしてます。鈴木(勝吾)君とかはアクションから来てますけど、ダンスが苦手と言ってたので、仲間がいるな・・と。一緒に練習しようなっていう話はしました。」

 

―――サイエンス×ホラー×アクションで、ハートフル・コメディ・・・全部盛り込んでますね?

佐野大樹「今回もエンタメ性をがっつり出して、あとテーマパークっぽい感じにしたいですね。子供から大人まで楽しめる舞台を作りたいと思っています。」

佐野瑞樹「今回は10作目の記念なので、今まで培ってきたもの、やれることは全部この舞台に出そうと心に決めて臨んでます。」

 

―――WBBは10作品、兄弟が交替で演出を担当されているんですよね。作品ができるまでは内緒にしてたりするんですか?

佐野瑞樹「その時によりますが、思いついて話す時もあるし、悩んで相談しながらやる時もあります。」

 

―――そもそも兄弟でやるきっかけは?

佐野瑞樹「もともと弟の大樹が演劇ユニット(*pnish*)をやってまして。そこに客演したのがきっかけで、共演していくうちに『一本、兄弟でやってみようか』ということになったのが、始まりだったんです。気がついたら10作目になってました。これも皆さんのお陰で感謝してます。兄弟仲いいですよ。いつもお芝居の話をしてます。」

 

―――田村さんも舞台をやられていますよね

田村 亮「自分たちもやっているんですけど、他の人たちの舞台を知るのもいい機会だと思いました。いいチャンスをいただきました。でもダンス苦手なんですよね(笑)」

 

―――瑞樹さんもダンスはいかがですか?

佐野瑞樹「しばらく踊ってなかったんで、何十年ぶりのダンスになりますが。今回は全部詰め込みたいんで、本当のエンターテインメントを作るという、この公演に懸けていますので、踊ります!死ぬ気で練習します!」

 

―――皆さんにメッセージを

佐野大樹「楽しめる舞台、目で見て楽しめて、そして音でも楽しめるテーマパークを目指してエンターテイメントをやろうと思ってるんで、ぜひ観に来てください。」

田村 亮「客演ですが、(皆さんの)意気込みが詰まったものなので、その意気込みに応えると素晴らしい舞台になると思うので、ぜひ観に来てください。」

佐野瑞樹「何よりも大切にしたいのは、観に来たお客さんが満足して帰ってもらえることなので、絶対に損はさせません。そんな舞台を作るので、ぜひ、プレイハウスに足を運んでください。よろしくお願いします。」

 

 

【公演情報】

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WBB vol.10『懲悪バスターズ』

日程・会場:
2016/5/19[木]~22[日] 東京芸術劇場 プレイハウス
2016/5/28[土]~29[日] 新神戸オリエンタル劇場

★4/10[日]23:59までプレリク抽選先行受付中!
詳しいチケット情報は下記ボタンにて!