・インタビューしちゃいました!! 2017-01-04 12:33

シアターコクーン・オンレパートリー2017「世界」
赤堀雅秋 インタビュー

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1月11日(水)Bunkamuraシアターコクーンにて開幕!
シアターコクーン・オンレパートリー2017「世界」
作・演出 赤堀雅秋 インタビュー

 

 昨年は2作目の監督映画『葛城事件』、久々のシアタートラムでの舞台『同じ夢』が、どちらも高い評価を得た赤堀雅秋。3度目のシアターコクーンとなる『世界』にも、好調の波が続く。熟年離婚を前にしながら同居を続ける父と母、惰性で不倫を重ねるその息子など“ダラダラと決断を先送りにする人達”が描かれるのだが、出口のない会話はどこかユーモラスで、時折り底のほうにほろ苦さが見え隠れする。

 2014年の『殺風景』、15年の『大脱走』と、シアターコクーンでキャリアを重ねつつ手探りしてきた赤堀がたどり着いたのは“線”で関係性、あるいは“面”で社会を捉えるのではなく“点”で個人を描く新境地だ。 続きを読む


・NEWS 2017-01-04 12:00

赤坂大歌舞伎 新作歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』
2017年4月上演決定!

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中村勘九郎×中村七之助×蓬莱竜太
初の新作引っ提げて今年もやります!赤坂大歌舞伎

 

2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という一言から始まった「赤坂大歌舞伎」。
世話物の傑作『狐狸狐狸ばなし』/松羽目物『棒しばり』は、これまで歌舞伎を観たことがなかった方々の関心をも喚起し、客席からは絶賛の嵐!!大成功を収めました。
そして2010年、中村勘三郎が再び赤坂に登場! 続きを読む


・NEWS 2017-01-01 00:00

ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥 Produced by TBS 出演者&公演スケジュールが決定!

 

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』

第2弾シーズン≪鳥≫ 

出演者&公演スケジュールが決定!

今年、3月30日にオープンを控える〔IHIステージアラウンド東京〕。

劇場中央部にある円形の観客席が約1300人の観客を乗せて360°回転する、誰もが驚く新機構を持つ劇場だ。世界中のトップクリエイターの注目を集めたこのシステムを持つ劇場は、2010年にオランダの飛行場跡地にオープンしたものに続いて、日本が世界で2番目となる。

演目は、劇団☆新感線の代表作『髑髏城の七人』を、“花・鳥・風・月”と銘打ち4シーズンに分け、各シーズンごとに脚本・演出・出演者も変えての連続上演が決定している。

このこけら落とし公演となるONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花の準備が進行している中、早くも第2弾『髑髏城の七人』Season鳥の出演者及び、公演スケジュールが決定!

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・インタビューしちゃいました!! 2016-12-28 13:15

小池博史ブリッジプロジェクト『世界会議』
小池博史 インタビュー

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「世界」とは何か、ときちんと問うていく。それが、世界シリーズを作りたいと思ったきっかけです。

 

約30年にわたり国内外で高い評価を得たカンパニー、元パパ・タラフマラの演出家・小池博史が立ち上げた個人プロジェクト「小池博史ブリッジプロジェクト」。その最新作は初となるオリジナル作品「世界会議」だ。世界シリーズの第一弾となる本作は、能楽師、俳優、ダンサー、サーカスパフォーマーなど多彩な才を持つ男女7人と、3人の音楽家による生演奏で “亡霊から見た世界を論じる会議”を繰り広げていく。生をすでに失った偉人たちは、どのような言葉で世界を表すのか。作品に込めた思いを小池氏に語ってもらった。

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・インタビューしちゃいました!! 2016-12-28 12:46

「伊賀の花嫁」 町田慎吾&片山陽加 インタビュー

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 「あたっくNo.1」(’09年)、「THE面接」(’10年)などの人気作を世に送り出してきた方南ぐみが送る、2017年の新春を彩る喜劇「伊賀の花嫁」。現代日本を席巻する“婚活ブーム”が、古いしきたりを重んじる伊賀忍者の末裔たちをも巻き込む!? 

 現代に生きる伊賀忍者の末裔・伊賀三四郎を演じるのは、役者としてだけでなく、ダンサーや振付師としての顔も持つ町田慎吾。そしてその幼馴染のくノ一・服部すみれを演じるのはAKB48を卒業後、時代劇やミュージカルなどで女優としてめきめきと頭角を表してきた片山陽加だ。

 映像や舞台で幅広く活躍する水谷あつしやTHE CONVOYの瀬下尚人といったベテラン勢から、大国男児やTRITOPS*、ApeaceといったK-POPのアイドルグループの面々までが参戦する本作のキャストは実に個性豊か。10のシーンからなるオムニバススタイルで、それぞれのシーンの登場人物が少しづつ重なっており、一見共通点のない登場人物たちが意外な形で一堂に会することになるという。

町田 まだ稽古が始まったばかりなんですが、濃すぎるキャラクターばかりで(笑)。そういう人たちがいろんなシーンでいろんな出会い方をするんですが、シーンによっていろんな雰囲気を味わえる作品でもあるんですよ。 続きを読む


・取材してきました! 2016-12-27 19:40

「お気に召すまま」稽古場写真が到着!

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2017/1/4(水)いよいよ開幕!
「お気に召すまま」稽古場レポート

 

柚希礼音、ジュリアン、橋本さとし他出演!演劇界最高峰トニー賞受賞コンビが贈るポップでロックなシェイクスピアの世界。“人生は舞台 人は皆役者に過ぎぬ”この名台詞でおなじみのシェイクスピアの傑作喜劇『お気に召すまま』を、トニー賞受賞のブロードウェイを代表する演出家マイケル・メイヤーが、大胆にその設定を変えて新たに生まれ変わる。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-12-27 11:50

舞台『ハムレット』 加藤和樹 インタビュー

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世界を股にかける名演出家が手掛ける
シェイクスピア劇の最高峰に挑む!

「レ・ミゼラブル」オリジナル版の演出など世界で活躍する演出家ジョン・ケアードが、東京芸術劇場で初めて演出を手掛けることになった。その演目は、自身の代表作の一つともいえる「ハムレット」。通常ならば演者が30人ほどにもなる大規模な作品だが、ケアードは今回、役者ほとんどが複数の役を演じることで、たった14人で上演するという。そんな挑戦的な作品に出演することになった加藤和樹。2016年は「1789~バスティーユの恋人たち~」で舞台主演を果たすなど、舞台人として大きな活躍を見せる彼は、どのように本作に臨むのだろうか。

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・連載―根本宗子 2016-12-26 18:03

<最終回> 根本、ローチケで演劇コラム書いてるってよ。

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最終回はいつだって突然です。

そう、このローチケのコラム、今回でなんと終わりなんです。

で、このコラムを今夢眠ねむちゃんと2年間やっていた、「ねむねも」というネット配信番組の最終回の放送前にメイクをされながら書いています。

今、下地を筆で顔に塗られています。 続きを読む


・取材してきました! 2016-12-26 11:34

新青学始動 ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs六角 開幕

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今や“若手俳優の登竜門”とされている、ミュージカル『テニスの王子様』。2003年春に1stシーズンが誕生、7年の月日を経て2010年5月にそのシーズンが幕を閉じてからもなお、2ndシーズン、3rdシーズンと、その人気は衰えることを知らない。

今回開幕したばかりの「3rdシーズン 青学(せいがく)vs 六角」は、2014年11月にスタートした3rdシーズンの5本目の本公演。これまでに「不動峰公演」、「聖ルドルフ公演」、「山吹公演」、「氷帝公演」の本公演に加え、各校ごとの魅力を堪能できる「TEAM Live」、「コンサートDream Live」を成功させてきている。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-12-23 13:55

『フェードル』栗山民也 インタビュー

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今の日本に、あの熱量のセリフをしゃべれる人は、と考えたとき、大竹しのぶが思い浮かんだ。

 

フランスの劇作家、ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇から題材を得て創りあげた、17世紀フランス古典文学を代表する作品、『フェードル』。「人間精神を扱った最高傑作」と言われてきた古典作品で、その美しく響く台詞、神話的世界をもとにしつつも破滅的な激情にかられる登場人物たちのドラマチックな宿命、そして衝撃の物語展開には現代を生きる私たち誰もがきっと心を揺さぶられるはずだ。日本を代表する演出家のひとり、栗山民也が2011年に上演した『ピアフ』などで何度もタッグを組んできた女優、大竹しのぶと共に満を持してこの歴史的名作に挑む。

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