・インタビューしちゃいました!! 2017-11-15 00:00

ミュージカル『HEADS UP!』相葉裕樹 インタビュー

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前代未聞のバックステージミュージカルが帰ってくる!

華やかに輝く舞台の裏には常に、影となりそれを支えるスタッフがいる。ミュージカル『HEADS UP!』は、舞台仕込みから撤収までの奮闘をコメディカルに描いた“舞台メイキングミュージカル”だ。2015年11月に初演されるや、その評判は口コミで広がり大盛況で幕を閉じたが、今回、満を持しての再演となる。

相葉「幕が上がり、たくさんのお客様の笑い声を聞いて初めて完成した作品です」

 

そう語るのは、『グレイト・ギャツビー』『スカーレット・ピンパーネル』『レ・ミゼラブル』とビックミュージカルに立て続けに出演し、舞台俳優として益々キャリアを磨く相葉裕樹。本作では、新米舞台監督として、主演の哀川翔とタッグを組み、物語の軸となる。

相葉「舞台監督というのは、舞台のバックステージを仕切る裏方の監督。僕が演じる進藤祐介は、各セクションのスタッフや舞台ならではの珍事に翻弄される気弱で心配性な新人舞台監督で、性格が僕と全く一緒(笑)。そんな進藤を哀川翔さん演じる大御所舞台監督の加賀美賢治が支えてくださるのですが、まさに稽古場でも哀川さんが座長として舞台作りを潤滑に回してくださり、そのお陰でこれだけの作品が完成したのだと思います」

 

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本作はラサール石井が原案・作詞・演出を務め、第23回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞している。

相葉「物語の随所に“見えるものは見えないものに支えられている”ということが愛おしく表現されていて、ラサールさんの劇場愛がふんだんに詰まった作品になっています。楽曲もバカバカしくも心地よいものばかりなので、劇場を出た後はポカポカと暖かい気持ちになれるはず」

 

初演で多くの反響が届いた作品だけに、再演となると初演とは違うプレッシャーがかかるはずだ。

相葉「ラサールさんからは『再演だからって前回を超えようと気負わなくていいよ』と仰っていただいているのですが……まあプレッシャーはありますよね(笑)。『HEADS UP!』は演劇を見たことない人が演劇好きになるキッカケになるような作品。前作を超えられるものができるよう精進しますので、楽しみにしていてください!」

 

インタビュー・文/大宮ガスト
Photo/篠塚ようこ

 

※構成/月刊ローチケHMV編集部 11月15日号より転載
※写真は本誌とは異なります
表紙
掲載誌面:月刊ローチケHMVは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布

 

【関連情報】
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相葉裕樹フォトブック『TRENTE HIROKI AIBA PHOTO BOOK』

2017年10月1日に30歳という節目を迎えた役者・相葉裕樹が今だからこそ見せられる表現力を込めた写真集を発売。
芸の神が集う宮崎県高千穂でのロケでは、“水”のような清廉さと活力を併せ持つ姿を。ライトの中で佇む撮影では、光と影が内在する魅惑的な姿を写しとっている。さらに、スチールカメラに真摯に向き合う様子とは一転し、伸びやかな姿が映し出されたメイキングDVDも封入。相葉裕樹という役者が、より一層心に浸透する1冊だ。

価格 : 3,456円(税込)
判型 : B4/96ページ/メイキングDVD1枚綴込付録付き


【プロフィール】
相葉裕樹
■アイバ ヒロキ 「侍戦隊シンケンジャー」シンケンブルーで人気を博す。ʼ17年ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではアンジョルラス役で出演。舞台を中心に活躍中。

 

【公演概要】
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ミュージカル「HEADS UP!」

日程・会場:
12/14(木)~17(日) KAAT神奈川芸術劇場 ホール

1/20(土) 富山オーバード・ホール
1/26(金)・27(土) 長野・サントミューゼ上田市交流文化芸術センター大ホール
2/2(金)~4(日) 大阪・新歌舞伎座
2/15(木)・16(金) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
3/2(金)~12(月) 東京・TBS赤坂ACTシアター

原案・作詞・演出:ラサール石井
脚本:倉持 裕
作曲・音楽監督:玉麻尚一
振付:川崎悦子

出演:
哀川 翔 相葉裕樹 橋本じゅん 青木さやか 池田純矢
今 拓哉 芋洗坂係長 オレノグラフィティ 陰山 泰
岡田 誠 河本章宏 新良エツ子 井上珠美 外岡えりか
大空ゆうひ 中川晃教 ほか