・NEWS 2016-09-05 13:12

キテレツメンタルワールド『東京ゲゲゲイ歌劇団』 絶賛コメント&「さよならダーリン」MV Full ver.が到着!

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© ARISAKphotography

『東京ゲゲゲイ歌劇団』各界の著名人から絶賛コメント
&「さよならダーリン」MV Full ver.到着!

 

各界の著名人から絶賛コメント続々登場!
(50音順)

禁断の惑星から地球に振り落とされた、異端の魔女群団。不運にも、地球には悪名高い魔女狩りがあった。しかし、彼女らは狩られることもなく生き延びた。誰にも真似できない身体呪法を会得しているからだ。まるでダンスのような呪法。それとも、呪法のようなダンスなのか。どっちにしろ、これがやたらにうまい。彼女らの体から、これがマシンガンのように繰り出されると、観客は救われるのか、呪われるのか。

石井達朗(舞踊評論家)

 

3億6千万年前、脊椎動物が水中から陸上に現れたように、ダンサーが今ストリートから劇場に移動し始めている。だからと言って日本列島では、ストリート系のダンサーという生物が、必ずしもストリートから発生したわけでもない。ただこれといった父母を持たない、自由な「家なき子」のようなダンスチルドレンなのである。その小さな一群が、牧宗孝率いる東京ゲゲゲイだ。今年彼らは日本のコンテンポラリーダンスの優秀作家やグループに贈られる「日本ダンスフォーラム賞」を獲ってしまったのだ!

榎本了壱(クリエイティブ・ディレクター)

 

東京ゲゲゲイ、そしてMIKEY牧宗孝の存在はわたしにとって圧倒的です。
表現のエネルギーはいつだって枯渇することなく、次から次へと溢れ出す。
生きづらさ、怒りや切なさが原動力となるパワー、まるで世の中をあざ笑うかのようなユーモア。
体が壊れてしまいそうなほど激しく心震わせる踊り。
何かと引き換えに与えられた唯一無二の才能を爆発させている姿が神々しく愛おしい。
今もこれからもわたしの心を掴んで離しません。

加藤ミリヤ(シンガーソンングライター)

 

東京ゲゲゲイのダンスを観た時の衝撃は今でも忘れない。極上の毒、極上の悪夢、極上の狂気が、目も眩むほどの光を放っていた。こんな表現があったのか、と、胸にズシンと杭を打たれた気分だった。
当時、私は生きているのがすっかり嫌になって、魂がほとんど仮死状態だったのだが、MIKEYさんに打ち込まれた杭によって吸血鬼のように蘇ってしまった。あ、吸血鬼は逆か。
観る者をこの世ならざる深淵へと惹き込むようなあの恐ろしくも魅惑的な舞台をもう一度観たい。死ぬまでに、せめてもう一度。

中村うさぎ(作家)

 

一度見たら忘れられない、「東京ゲゲゲイ」。
ストリートダンス出身のテクニック、なのにシアトリカルで強烈なインパクトのあるカンパニー。
今回は「歌劇団」と名付けられた公演、前作『グッバイ・スノーホワイト』も歌・セリフ満載でしたが、今回はさらに歌の割合が増えるのか、あるいは「歌劇」=「オペラ」に近い演出があったりするのか、興味が尽きません。
「オペラ」には「バレエ」もつきもの…踊りも更にパワーアップ?そんな妄想も広がります。

芳賀直子/舞踊史研究家

 

何を隠そう 私は MIKEYというアーティストの大ファンなのだ 。 彼の生み出す曲も 声も たまらなく中毒性を持っていて 何回リピートとしたことか。その彼率いる東京ゲゲゲイが 公演をするという。しかも 「東京ゲゲゲイ歌劇団」。
なんとそそるタイトル!!楽しみで仕方ないのである。

原田薫(ダンサー/振付家)

 

「東京ゲゲゲイ」って名前からしてふざけてるわよね。女装してオカマ全開で踊るマイキ―は、ダンス界のキワモノ扱いなのかもしれない。
でもそれこそ、体を動かしている「自分の心」に真摯に向き合って生まれたものを、恥じることなく全身全霊で表現している証。
確かな技術に裏打ちされ、ゲイ達者なサービス精神で包み込んだ、彼のDNAの叫びは本当に凄まじい。新時代を切り開く才能に、みんなゲゲゲイしちゃって!

ブルボンヌ(女装パフォーマー/ライター)

 

待ってました!としか言いようがない!東京ゲゲゲイの単独公演。キテレツメンタルワールド。そそります。私、常にそそられてます。マイキーの産み出すゲゲゲイの作品が毎回楽しみで、youtubeに上がったら即座にチェック、爆笑して、ため息ついて、魅せられて、、はい!もっかい見よう。こんな感覚にさせてくれる人は中々いない。期待値が高いまま劇場に行く私の脳ミソから毛穴まで全て刺激する事間違い無しの夢の時間!楽しみにしています。

YOSHIE (ダンサー/振付家)

 

ヒトはどうして踊るのだろう。ことばにできない感情を伝えるため?ことばで描けない幻想を現実の景色に変えるため?振付家たちの挑戦の歴史を、ゲゲゲイは突き抜ける。冴えるダンス、攻めたビジュアル、刺激的な歌の超独創的融合が放つのは、常識の抑圧と戦い、自分の心のままに生きる決意が持つポジティヴな力。
気弱な自己抑制と過剰な他者批評が混ざり合う奇妙な空気読みの社会の、MIKEYは最高にロマンティックな革命家なのだ。

岡見さえ(舞踊評論家) 

 

東京ゲゲゲイのショーが始まるやいなや、超絶したテクニックと蠱惑に満ちた振舞いが炸裂し、場はたちまちの内に興奮の坩堝と化す。都市に生きて在る人間の情念が痙攣して立ち上がり、居合わせた者たちは皆一気に悪所に惹き込まれる。東京ゲゲゲイ恐るべし。心して決して見逃すことなかれ!

楫屋一之(プロデューサー)

 

キッチュでグロテスクな世界観、挑戦的なポーズと眼差し。東京ゲゲゲイを率いる牧宗孝の作品に、それでもどこか情愛めいたものが滲むのは、おのれの弱さや煩悩を嫌悪しながらも否定することなく、決然と立っている印象があるからだろうか。綺麗事を嘲笑うと同時に、綺麗への執着を隠さず、笑われることを引き受けて、自らも泣き笑いするーー。次回作『東京ゲゲゲイ歌劇団』も、そんなアンビバレントな魅力が詰まった舞台となるに違いない。

高橋彩子(舞踊・演劇ライター)

 

 

【公演情報】

キテレツメンタルワールド『東京ゲゲゲイ歌劇団』

芸術とエンターテイメントを自在に操る奇想天外な世界観
ダンスパフォーマンス集団「東京ゲゲゲイ」最新作公演!

演出・振付・脚本:牧宗孝(MIKEY from 東京ゲゲゲイ)
音楽:牧宗孝、安宅秀紀

出演:東京ゲゲゲイ

日程:2016/11/1(火) ~ 2016/11/6(日)
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

★9/8(木)23:59まで先着先行受付中!
 詳しいチケット情報は下記ボタンにて!