＜短期連載＞アートパフォーマンス“ペインターズ:HERO”【第1回】アクションペインティング

・連載―ペインターズHERO 2016-02-24 15:00

＜短期連載＞アートパフォーマンス“ペインターズ:HERO”
【第1回】アクションペインティング

世界中で大人気！アートパフォーマンス“ペインターズ:HERO”
3月の来日公演がもっと楽しめる情報を週1回の短期連載でお届けします！

【第1回】アクションペインティング

今、世界中で大注目のアートパフォーマンス“ペインターズ:HERO”はあらゆる技法を駆使して、“描く”をエンターテイメントにした類を見ないショウ。
その技法は様々で、私たちの想像をはるかに超えて、笑い、驚き、感動を与えてくれる。
そのペインターズでも代表的で世界からも絶賛される演目がこの「アクション・ペインティング」である。
アクションペインティングはもともとはアメリカの抽象画家のジャクソンポロックが用いた技法が、のちにそう呼ばれるようになった。
ポロックは、床にキャンバスを広げ、絵の具を滴らせて描く前衛アートを世に創出した。
ペインターズのアクション・ペインティングもポロックをオマージュし、同じ技法を駆使しているが、ポロックが眉間にしわを寄せて、苦悩に満ちた表情で創作するのに対し、ペインターズの４人のパフォーマーは、描く童心に立ち返り、楽しそうに、観客を巻き込みながら創作していく。
さらに描くは抽象画ではなくて、誰もが知るあのHEROを想像だにしないどんでん返しを伴いながら描き上げる。
パフォーマーの一人のイ・ソンフンが「芸術は見るだけで感動を与えることができる。しかし芸術を公演化すると、さらに動きのある感動を与えることが出来る」と語り、まさにこのアクション・ペインティングは「芸術の公演化」を体現した演目と言える。