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・取材してきました! 2015-02-12 23:28

舞台『ORANGE』絶賛上演中!コメントアップしました。

阪神淡路大震災から20年という節目の今年、舞台「ORANGE」が絶賛上演中です。
大阪、東京公演は大好評の内に終了。この後、名古屋・高松・新潟・郡山・仙台・秋田・札幌と上演は続きます。
作・演出の宇田学さん、3度目の主演となるTEAM NACS音尾琢真さん、初出演となる木村祐一さん、荒木宏文さんのコメントをお届けします。
(アップが遅くなってすみませんでした!)

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左から、宇田さん、木村さん、音尾さん、荒木さん。上演後まもなく駆けつけてくれました。

宇田学さん
「僕が高校生の時に阪神淡路大震災が起きまして、神戸にボランティアにいきました。その時に救助されている方の姿を見て、被災した神戸の姿をみて、震災をいつかこういう形で伝えていけたらなとというのが最初のきっかけです。
2004年から毎年1回は公演しようと続けてきたんですが、東日本大震災が起きてこの作品をどうするかというのは悩みました。ただ東日本大震災が起こった2か月前に音尾さんを迎えて公演をしていまして、消防士の方を迎えてトークショーなども行っていたのですが、それを東北の方が観に来てくれていて、『この公演を観て、箪笥や食器棚などの家具が倒れないように止めていたので、被害がありませんでした』と連絡を受けた時に、東日本大震災を経て、この作品の意義が変わったかなという思いがありました。この作品が、一人の命を、この作品を観た人達を、救えるのではないかと思いまして、やはり再演し続けたようと思いました。この作品を通じて、東北のみなさんに『神戸はこれだけ復興した』ということを伝えて勇気を与えられたらなと思います。」

 

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音尾琢真さん
「2011年に初めて出演させていただいたのですが、たくさんの人の想いが詰まった話なので、正直最初は覚悟がいりました。生半可な気持ちではできない 全身全霊をこの役に投じなければいけないと、怖かったんですが、PEOPLEPURPLEさんのやっている公演を観ていたら、自然と作品に溶け込んで、自分の中でも嘘をつかずに、いろんな人に届けて恥ずかしくないものになったんじゃないかなって思っています。
舞台では、実際の消防の服、そして上には刺子というさらに火を通さない、熱を通さない服を着るので、ということは中からの熱も外に通さないので、汗が止まらない状態です。稽古始まってから2~3キロ痩せてしまいました。体調管理が大変なんですが、何よりもいろんな人の想いを入れる、自分はただの俳優という器だと思っていますので、器としてやりきれることをやっていきたいと思います。」

 

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木村祐一さん
「出演のお話をいただき、内容を聞いた時には、飛びつくくらいの勢いで、『出る!』と返答させていただきました。年数がたっても忘れることができない、ある種の使命感というか伝えていかないといけないという思いで、身が引き締まる思いです。
演じる桜井はつらい過去がある役なのですが、隊長という立場上、まとめてひっぱっていかなくてはいけない。稽古入った時はそんなことができるのか?と思ったのですが、日を追うごとに皆がかわいくなってきて、このメンバーを連れて歩きたいなと思うようになりました。本当にかわいくて、皆も自分がやりやすいようにしてくれている感じがあります。人を救う消防という職業があって、それを再現できる我々の俳優という職業があって、喜びを感じながらやっています。一人でも多くの人に観て欲しいです。一緒に来た人や、一人で来た方も身内や友人、恋人などを大事に思える作品です。世界中でやるべき公演だとも思っています。」

 

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荒木宏文さん
「阪神淡路大震災を兵庫県で体験しました。被災地からは離れていたので被害の大きい所ではなかったのですが、体験しているということから演じやすいのでは、と最初は思ってました。でも(実際は)受け入れるのが難しい作品で、自分が出演してきちんと演じることができるだろうかと不安になりました。20年たったこのタイミングで、この作品に出演できるというのは、意味のあることだと思ったので、参加したいと思いました。
稽古初日から皆さんセリフが入っている状態からスタートしていて、すごくイメージしやすい台本だったので、画が浮かぶんですよね。映像作品ではなく、舞台だからこそ、演じる自分たちが本当にその画を観ていないと、お客さんにも伝わらないというか、見ている景色を伝えるという点では、想像しやすい台本で、読み合わせのタイミングから皆さん涙を流しながら、ガッツリ芝居に入っていたので、すごく刺激的で役者としても勉強になる現場だなと思いました。全国9か所まわりますので、これまで観れなかった方にも是非観て頂きたいですし、一度観た方も震災から20年という設定になっているのもありますし、年月が経ってしまうと、震災への防災意識が薄れてしまうものだと思うので、この作品を観て再度意識を高めてもらえればと思います。」

 

音尾さんは、「いろんな方に観て頂きたいんですけども、中でも僕は全国の消防士の方に観て頂きたい。皆さんのお仕事を素晴らしい部分を見せている作品だと思います。お待ちしています!」最後に熱くメッセージをくれました。

今後も繰り返し上演されていくであろう『ORANGE』。これからの上演地区の皆さんもこの震災20年という節目の年の目撃者になってみてはいかがでしょうか。

(c) amuse2015