・取材してきました! 2016-03-18 15:10

舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~ ビジュアル撮影レポート

main

新作の発表、第一弾キャスト&日程の発表…と、新情報が解禁される度に話題をさらってきた、舞台『弱虫ペダル』。

原作は渡辺航が描く漫画「弱虫ペダル」(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)。コミックス累計発行部数1,500万部を突破し、2015年8月に上映した劇場版アニメは大好評。TVアニメ第3期の制作も発表され、原作・舞台ともに勢いを増している。

舞台最新作となる 舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~も引き続き気鋭の演出家・西田シャトナーが演出・脚本を務め、manzoが音楽を担当。

主人公・小野田坂道役には前作から“ペダステ”に参加した小越勇輝。今泉俊輔役は太田基裕、鳴子章吉役は鳥越裕貴という初演からのキャストが続投し、新キャラクターや新キャストが多く登場することが発表された。

12月上旬。都内某スタジオにて行われた鳥越裕貴と小越勇輝のビジュアル撮影に、『ローチケ演劇宣言!』チームも潜入。熱い舞台さながらに熱のこもった現場の模様をレポートする。

 

 

 

弱虫ペダル

この日、撮影のスタートを飾ったのは鳥越裕貴。

元気良く「よろしくお願いします!」とカメラに向かった鳥越の第一声で、現場が一気に明るくなる。

撮影スタッフからの「痩せた?」の声に、「頑張りました!」とアピールする鳥越。シャッターが切られる度に、モニターに映るカットをチェックする大勢のスタッフ。鳥越は「もう少し目線を向けて」などスタッフからのリクエストに応えつつ、ヘルメットの持ち方などを工夫して「それ、いいね!」とカメラマンから賛辞されるなど、余裕の表情。

演じるキャラクターが1年生から2年生に進級したということで、目力にも“アニキっぽさ”が漂う。

 

弱虫ペダル 弱虫ペダル

力強く《鳴子章吉》を表現しつつも、スタッフから「少しユニフォームのファスナーを下げて」とリクエストが飛ぶと、大きく下げて胸元を広げ、「鍛えたカラダをお見せします!」と大サービス(!?)。

爆笑するスタッフたちに向かって、「…まだ中途半端でした(笑)」と照れ笑いをする鳥越だったが、その後もサービス精神満載。終始現場を明るく照らしていた。

 

 

弱虫ペダル

鳥越の撮影が終盤に差し掛かった頃、小越勇輝がスタジオに到着。

ヘアメイクを終えた小越は、黒髪ショートヘアにメガネをかけた、完璧な《小野田坂道》で現れた。

 

弱虫ペダル

今回のビジュアル撮影は、半袖のユニフォーム、長袖のユニフォーム、それに制服の3パターン。さらにユニフォームスタイルの際は、ロードバイクに乗ったり、ヘルメット、ボトルといった小物を持ってのショットも撮影したりと実にバリエーション豊か。

誰にリクエストされるでもなく、大切そうな仕草でボトルを抱えた小越に「坂道くんらしい!」とスタッフから絶賛の声が飛ぶ。

撮影スタジオの壁一面には、原作の名場面のプリントがズラリと貼られていたのだが、小越は何度もそのプリントを確認。スタッフとともに、原作の坂道の眼差し、ポーズの角度を細かく調整して撮影に臨んでいた。

 

進級して先輩になった小野田坂道らしく、キリリとした表情を向けた小越にカメラマンが「カッコイイね!」と声をかけると、小越と入れ替わりに撮影を終えた鳥越が「(小越は)カワイイ! カッコイイ、は俺に譲ってくれ!」とヤキモチ(?)風の発言。

鳥越が「俺はもうスタジオ出るけど、寂しがるなよー?」と小越を心配すると、小越は「うん。お疲れ様!」と平然とお見送り。

仲の良い二人の掛け合いにスタジオは大爆笑。皆に明るい笑顔を残して、鳥越はスタジオを後にしていった。

 

小越勇輝の撮影は、どれもが「坂道そのもの」。1カットも気を抜かず、真摯に向き合う小越に、周囲も自然と力が入る。

より勢いをつけようと、男性スタッフが主将風に「行くぞ総北!」と掛け声。だが、なんとも微妙なタイミングだったために小越は苦笑い&周囲は大笑い。

和やかな雰囲気になったところで、風を感じてのんびりしている設定で、坂道のやわらかい表情の撮影へと移行していった。

撮影に臨むキャスト・スタッフの誰もが「弱虫ペダル」を大切に扱い、期待を裏切らない作品作りを目指している。シリーズを重ねながら、さらに新しく、瑞々しさを持って頂上へと向かっていく。そんな爽やかな勢いを感じた撮影現場だった。

 

【クリックすると大きくなります】

弱虫ペダル 弱虫ペダルA 弱虫ペダル 弱虫ペダル

弱虫ペダル 弱虫ペダル 弱虫ペダル 弱虫ペダル 弱虫ペダル

弱虫ペダル 弱虫ペダル

 

 

【公演情報】

main_03

舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~

原作:渡辺 航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』)
演出・脚本:西田シャトナー 音楽:manzo
出演:
小野田坂道役:小越勇輝
今泉俊輔役:太田基裕
鳴子章吉役:鳥越裕貴  他

日程・会場:
2016/3/4[金]~6[日] TOKYO DOME CITY HALL
2016/3/10[木]~13[日] アルモニーサンク 北九州ソレイユホール
2016/3/17[木]~21[月・休] 大阪・オリックス劇場
2016/3/25[金]~27[日] 神奈川芸術劇場

料金(税込):一般指定¥6,800 プレミアムチケット(パンフレット付)¥9,800
一般発売日:2016/2/6[土]

公式HP http://www.marv.jp/special/pedal/