・連載―根本宗子 2015-02-20 13:08

<第2回> 根本、ローチケで演劇コラム書いてるってよ。

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こんにちは、根本宗子です。
2回目です。1回目の好き放題コラムで廃止にならないかビクビクしていたので、無事2回目の依頼が来て安心してます。ふー。
このコラム読んで演劇に興味が沸きました!という感想もいくつかいただいてうれしい限りです。

このコラム毎回最近の私の写真を載せてるんですが、今回の写真は次回公演月刊「根本宗子」第10号「もっと超越した所へ。」のチラシ撮影風景です。今回なんと大好きな芸術家の増田ぴろよさんにデザインやアートディレクションをしていただきまして、本当に本当に幸せな10号にふさわしいチラシになっているので皆様出来上がりを楽しみにしててください。で、手に取ったら「この人の芝居面白いよー」って宣伝してください。笑
写真をいつも撮ってくれている永峰さんという素敵カメラマンがいるのですが、撮りながら「ぴろよさんのお蔭で一気にメジャー感出たね」と笑ってました。そう、メジャー感バンバン出して行きます。全然まだメジャーじゃないくせに(笑)頑張ります。
あ、演劇ニュースの話しなきゃ・・。 続きを読む


・取材してきました! ・観劇してきました! 2015-02-20 11:52

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学 (せいがく)vs不動峰 ゲネプロレポート

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通算公演数1200回以上、11年間の累計動員数は間もなく200万人。多くの方に愛される作品へと成長したミュージカル『テニスの王子様』が、新たな挑戦、3rdシーズンをスタートさせる。

 

開幕に先駆け、2/13(金)公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

 

≪公開ゲネプロ≫

暗闇の中、弾むボール、軽快なラリー、観客の声援、それらの音が会場を包んでいく。いよいよ、新たなシーズンが幕を開ける。

前シーズン、小越勇輝をはじめとするキャスト達が作り上げたミュージカル『テニスの王子様』のイメージを打ち砕くことは容易なことではないだろう。しかし、ステージに登場した、個性豊かな新キャストたちの表情は力強く、新たな挑戦への決意か感じられた。2ヶ月前、お披露目イベントで初々しさを見せていた彼らとはまるで別人のような表情だ。

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・取材してきました! 2015-02-18 18:48

『嵐が丘』制作発表 出演者のコメントUP

本日2月18日(水)、日生劇場5月公演『嵐が丘』(平成27年5月6日初日→26日千秋楽)の制作発表が行われました。登壇した、堀北真希、山本耕史、戸田恵子のコメントをお届けします。

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・特典つきチケット 2015-02-18 17:49

★ローソンチケット限定★ 平日公演限定! 『十二夜』お楽しみ特典コラボチケット

★ローソンチケット限定★

東京平日公演限定!お得な食事付
『十二夜』お楽しみ特典コラボチケット

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3/8(日)より日生劇場にていよいよ開幕する シェイクスピア屈指の恋愛喜劇『十二夜』。

東京平日公演限定、S席のチケットを価格据え置きで食事が楽しめる

ローソンチケット限定企画『十二夜』お楽しみ特典コラボチケットを発売します。

この機会にぜひお買い求めください!

2/21(土)12:00より販売開始!

※対象公演は、千穐楽(3/30(月))を除く、平日となります。

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・取材してきました! 2015-02-18 12:55

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT 』featuring SPAM®囲み取材レポート

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2012年、話題が話題を呼び大爆笑の中幕を閉じた、ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』。

2月16日(月)、待望の再演が幕を開けた。そして、開幕に先駆け、囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

 

同ミュージカルは、イギリスの代表的なコメディ・グループ“モンティ・パイソン”の映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』をブロードウェイミュージカル化した作品だ。本作は、アーサー王が、騎士団と共に聖杯を求めて旅をする様子が面白可笑しく描かれた、傑作ギャグミュージカルである。

 

囲み取材では、ユースケ・サンタマリア、平野綾、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、マギー、皆川猿時、池田成志、演出家の福田雄一が登壇。ボケ続けるユースケに対し、マギーや他のメンバーが、時にツッコミ、時に受け流しながら笑い溢れる和やかな雰囲気で進行した。

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・インタビューしちゃいました!! 2015-02-17 11:41

サンプル『蒲団と達磨』岩松了×松井周

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セックスの話という側面もあるけど、セックスのことを書いたつもりはない。(岩松)

いろんな方向から矢印を向けられて動けなくなる、これは受け身の人の受難の話。(松井)

 

松了が劇団東京乾電池に在籍していた1988年に発表し、翌年の岸田國士戯曲賞を受賞した『蒲団と達磨』。現在も日本の演劇の通奏低音として続く“静かな演劇”の、表舞台へのデビュー作と言ってもいい記念碑的な作品だ。これをサンプルの松井周が演出する。劇作を始めた大学時代、岩松に多大な影響を受けたという松井が、劇団の創作やさまざまな外部との仕事を経て挑む原点との対峙。27年ぶりの上演を待つ岩松と、稽古を通して改めて戯曲の力を感じているという松井の対談が実現した。

 

【あらすじ】ひとり娘の披露宴を終え、自宅に戻ってきた夫婦(古舘寛治、安藤真理)。妻は夫よりかなり若い再婚相手で、娘とは血がつながっていない。宴のあとの興奮か、夫の妹(辻美奈子)、妻の弟夫妻(奥田洋平、野津あおい)、家政婦(田中美希惠)とその恋人(松澤匠)などが次々と、落ち着きなくふたりの寝室にやって来る。だがその前に妻は、近所にアパートを借りてひとりで暮らしたいと夫に申し出ていた。その理由とは──。

 

── まず松井さん、岩松さんの戯曲を演出する企画で『蒲団と達磨』を選んだ理由から教えてください。

松井 大学時代に1番読みふけっていた劇作家が岩松さんだったんです。もともと学校の図書館で読んではいたんですけど、所属していた劇研みたいな団体の先輩が岩松さんの舞台に出ていて、それを観て衝撃を受けたんです。そこからますますのめり込んで読むようになって……。実は、生まれて初めてひとりで書き上げた戯曲が、思いっきり岩松さんの文体を真似たものでした。

岩松 へぇ、そうだったの(笑)。
松井 安易ですよね(笑)。あまりうまく行きませんでしたけど。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-02-15 10:30

『正しい教室』 井上芳雄 インタビュー

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同窓会で次々に暴かれる過去の罪

蓬莱×井上が挑むストレートプレイ

 

 日本ミュージカル界の“プリンス・オブ・プリンス”として名を馳せる井上芳雄だが、3~4月に出演する「正しい教室」はストレートプレイ。井上たっての希望により、作・演出は井上と同世代の蓬莱竜太(モダンスイマーズ)が手がける。

井上「蓬莱さんとは同じパルコ劇場の“TRIANGLE”シリーズ(蓬莱脚本、井上主演の3人ミュージカルで、過去2作上演)の脚本を書いてもらったんですけど、あれは僕のフィールドに近いものだったので、今度はがっつりとセリフだけでつづる蓬莱さんの世界を、そしてできれば演出もしてもらいたいと思ったんです。蓬莱さんの作品はどんな話を書いてもどこかまなざしが温かいというか、つらい結末でも何かしらの希望があるという意味では、尊敬する井上ひさし先生と決して遠くないなと感じます。ただ井上先生が舞台にしていた時代と違って、今自分たちが生きてる時代は白黒つけづらく、何が正しくて何が間違ってるって言いにくい。蓬莱さんも良い悪いをはっきり言いたくないけれども、とにかく考えつづけていかなきゃいけないという姿勢で書いているように感じて。諦めないという意味ではまだそこに希望があると思うし、そういうところがすごく好きなのかな」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-02-14 10:30

『サンセット大通り』 安蘭けい インタビュー

Copyright:reiji_marcelo

ロイド=ウェバーの美しい旋律で紡ぐ

元大女優の愛憎、そして悲哀

 

 2012に日本初演された「サンセット大通り」が、3年の時を経て再演されることになった。キャスティングの難しさやセットの壮大さゆえ、長い間、日本での上演は難しいとされた同作品。だが、主演として舞台を引っ張り、そのカリスマ性を余すことなく発揮していたのが、本公演での続投も決まった安蘭けいだった。当の本人も再演を心待ちにしていたようで……。

安蘭「再演したいという思いがあり、思いつづければかなうとも信じてきたので、再演が決まったときは『きたーっ!』と(笑)。振り返ると私、昨年の『アリス・イン・ワンダーランド』まで、再演の経験がほとんどなかったんです。でも『アリス~』では、(『サンセット~』と同じ演出の鈴木)裕美さんも、『初演で手が届かなかった部分があるぶん、再演の方が実は面白いんだよ』とおっしゃっていた。私自身もそれを実感したので、今は楽しみしかありません!」

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・取材してきました! 2015-02-13 19:24

舞台『マクベス』制作発表レポート

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佐々木蔵之介が100分間しゃべりっぱなしの日本初”一人マクベス”に挑む!

7月12日(日)より、渋谷・パルコ劇場にて上演される舞台、PARCO presents『MACBETH』の制作発表会見が行われ、主演の佐々木蔵之介と、日本版の演出を担うアンドリュー・ゴールドバーグが出席した。

シェイクスピア作品群の中でも、最も有名な心理劇『マクベス』。精神病棟の隔離患者が『マクベス』の登場人物達にかわるがわる取り憑かれたように言葉を語り出す。1人で20人もの役柄を演じることに対し、佐々木は「びびっています。いつでも逃げる準備はできている。」と弱音を吐いた。精神的にも大変な挑戦となるであろう今作。なぜオファーを受けたのかという質問に対し、「今まで一人舞台のオファーが来ても絶対断っていた。やると言ったかな…。」と渋い声を漏らす一面も。

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・取材してきました! ・観劇してきました! 2015-02-13 17:34

舞台版『心霊探偵八雲 祈りの柩』ゲネプロレポート

あの感動から1年半。いよいよ開幕を迎えた舞台版『心霊探偵八雲 祈りの柩』。

開幕に先駆け、2/11(水・祝)公開ゲネプロが行われた。

舞台版『心霊探偵八雲 祈りの柩』③

 

主人公の斉藤八雲は生まれついての赤い左眼で死者の魂を見ることができる大学生。その能力と推理力で難事件を解決する八雲の活躍を描いた人気シリーズ「心霊探偵八雲」。

 

シリーズ累計400万部を突破する大人気小説の完全舞台化。
今回も、原作者の神永学が舞台のためにオリジナルストーリーを書き下ろした。

 

前作に引き続き主人公、斉藤八雲役を演じるのは、舞台以外にもドラマや映画などで幅広く活躍する久保田秀敏。

舞台版『心霊探偵八雲 祈りの柩』①

久保田が演じる八雲は、口が悪くひねくれ者。過去の経験から周囲の人間と距離をおいている。しかし、頼みごとをされると、文句を言いながらも決して断らない、そんな優しい一面も持っている。本作でも、心霊現象の相談に訪れた宇都木に対して、冷たい態度をとりながらも、放っておくことができず、協力を承諾し調査をスタートさせる。

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