・インタビューしちゃいました!! 2016-01-15 00:00

『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』 赤澤 燈&前山剛久 インタビュー

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コミカルな世界観で話題の
人気アニメが舞台化決定!

 

 眉難(びなん)高校にある「地球防衛部」という名の、何もしない部。そこに突然桃色のウォンバット(実は地球外生物)が現れ、地球を守るよう依頼してきたことで事態は一変。箱根有基(はこねゆもと)ら部員たちは、愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命され、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たすため戦うことに……。毎回、草津錦史郎(くさつきんしろう)率いる「地球征服部」が送り込むヘナチョコな怪人たちと戦うなど、コミカルさが話題を呼んだアニメの舞台化が決定。地球防衛部と地球征服部、それぞれのリーダーを演じる箱根有基役の赤澤 燈、草津錦史郎役の前山剛久に話を聞いた。

 そもそも地球を守ったり征服しようとする高校生……という設定がかなりぶっ飛んでいるのだが、それぞれが演じる役柄についてはどう考えているのだろうか?

赤澤「僕の演じる箱根って15歳で若いんですよ、衣裳もすごく短いし(笑)。さらに性格が天真爛漫っていうか、すごくキャピキャピしてて可愛いんです。だから実年齢の殻を破るくらいの勢いで演じなきゃ!って」 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-01-08 09:35

パルコ・ミュージック・ステージ「ショーガール」 川平慈英&シルビア・グラブ インタビュー

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陽気なキャラクターでおなじみの川平慈英が“ニヒルな二枚目”に、
華やかな歌やダンスで魅せるシルビア・グラブが“地味な女”になる舞台!?

 

 故・福田陽一郎が演出、木の実ナナ&細川俊之が出演し、1974年から15年もの間ロングランを続けた伝説的な舞台「ショーガール」。この作品に並々ならぬ思い入れを持つ三谷幸喜、そして福田の教え子でもある川平、シルビアによる新しい「ショーガール~こんな出会いも悪くない~」が昨年、幕を開けた。探偵と依頼人が繰り広げるショートミュージカル「淋しい探偵」と、耳なじみのあるポピュラーナンバーで織りなすショータイムで構成された本作。実力派の2人によるクオリティの高い芝居とショータイム、合計約1時間というコンパクトさ、開演は22時という大人のための企画が口コミでも話題を呼んだ。そしてこの度、アンコール公演が決定! 川平、シルビアに意気込みを聞いた。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-12-22 12:50

OOPARTS vol.3「HAUNTED HOUSE」 鈴井貴之 インタビュー

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“お化け屋敷”を舞台にした
とにかく笑えるコメディー

 

 「水曜どうでしょう」(HTB)のミスターこと鈴井貴之のソロプロジェクト「OOPARTS(オーパーツ)」。今春幕が上がる第3弾企画は、お化け屋敷のバックヤードを舞台にした、とにかく笑えるコメディー「HAUNTED HOUSE(ホーンテッド ハウス)」だ。

鈴井「今回はじわじわ物語が始まるようなものではなくて、“つかみはオッケー!”みたいな芝居を作りたかったんです。僕自身、テレビ番組などで扮装する機会が多いこともあって、奇抜な衣裳とかメイクとか、見た目が強烈なキャラクターがいっぱい出てきたら面白いんじゃないかなというアイデアがあったんです。そんなシチュエーションを探していて思いついたのが“お化け屋敷”でした。営業が終わった後のバックヤードで、メイクを落とさず着替えもしないドラキュラやフランケンシュタインたちが真剣に口論している光景って、バカバカしくていい。『これだ!』と思いました」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 11:00

『毛皮のマリー』美輪明宏 インタビュー

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寺山ワールド全開の伝説的名作が
美輪明宏ならではの演出で再び花開く

 

 詩人、小説家、評論家、映画監督といった多くの顔を持つ一方で、演劇界では、1967年に演劇実験室◎天井棧敷を旗揚げし、アングラ演劇の一大ムーブメント巻き起こした寺山修司。その代名詞的作品である「毛皮のマリー」の美輪明宏演出版が、実に7年ぶりに再演される。

 日本一ゴージャスな男娼・マリーと、マリーに過保護に育てられ、外の世界から遮断されている美少年・欣也とのなかでうごめく母子の愛憎が、退廃美溢れる世界観のなかで描かれていく。

美輪 「寒空のもと、青函連絡船の港を行ったり来たりしていた老残の男娼の切ない姿が最初のヒントになったと寺山さんはおっしゃっていました。でも私は、『いえ、これはあなたとお母様のハツさんとの話を他人事にすり替えて書いた私小説ね』と言ったんです。ご本人は返事をしませんでした。でも、ハツさんはそれを分かっていらして、『私をあんなに美しく表現してくれる人は他にいない』と喜んでくださっていたそうです」 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 00:00

劇団EXILE 松組第1回旗揚げ公演「刀舞鬼-KABUKI-」 松本利夫 インタビュー

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新プロジェクト、旗揚げ公演
ダンス×殺陣( たて)が融合する舞台

 

松本「僕はEXILEとしてのパフォーマーからは退きますけど、“ここ”でもEXILEらしさが出せればいいなと思って」

と語るのは、2015年いっぱいをもってEXILEのパフォーマーを卒業する松本利夫。

 

 2016年、EXILEのスピリットを舞台を通して伝える劇団EXILEの新企画として、松本率いる劇団EXILE松組が誕生する。

松本「これまで劇団EXILEの公演やひとり舞台のステージに立たせてもらうなかで『劇団EXILEのカラーってなんだろう?』と考えることが多くなったんですよ。これまで誰も脚本を書いたり演出に携わる人間がいなかったこともあって、自分たちの色を付けるためにも自分で演出をしてみたいと思うようになったんです。劇団EXILEには所属の役者たちがいて彼らも頑張っているし、劇団EXILEとは違ってEXILEやEXILE TRIBEの仲間たちではない外部の方とも積極的に組んでみたくて松組を立ち上げることにしたんです」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 00:00

M&Oplaysプロデュース『家庭内失踪』 小泉今日子&岩松 了 インタビュー

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岩松 了×小泉今日子の名タッグ
独自の視点で紡がれた舞台に挑む

 

 最初の出会いはCMでの共演という小泉今日子と岩松 了。当時、小泉は17歳。以来、岩松の舞台にたびたび出演し、5作目(脚本のみの作品含む)となるのが3月に開幕する「家庭内失踪」だ。

岩松「だから付き合いも長いし、身近にいるという感じもあるんだけど。キョンキョンには“できあがっていない良さ”があって、それは初めて演出をしたときから変わらない気がする。で、本人は『私、へただから』とか言うんですよ」

小泉「へたですから(笑)」

岩松「『女優ですよ!』というスタンスじゃないというのかな。そして特に僕の芝居の場合、軸がしっかりしてると困るというか(笑)、浮遊していないとダメだって感じがあるんですよ」

小泉「そうそう、揺れている感じですよね。岩松さんの舞台に立っていると、相手役とセリフを交わしていても、実際に口から出ているセリフやお互いの頭のなかで投げ合っている感情とはまた別なものが生まれていたりするんです。それって実生活では普通にあることでも、舞台上ではまずその感覚にならなくて、でも岩松さんのホン(台本)ではなるんですよね。だからすごく不思議。そして面白い」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 00:00

ミュージカル『ジキル&ハイド』 石丸幹二 インタビュー

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悪役の面白さを知った今、再び挑む
人間の“善”と“悪”を描いた衝撃作

 

 

 石丸幹二の「ジキル&ハイド」が4年ぶりに帰ってくる! 日本初演から15年、再演を重ねてきたブロードウェイ・ミュージカルの傑作。そのタイトルロールに初めて挑んだ前回を、石丸は次のように振り返る。

石丸「初演からこの役を演じてこられた鹿賀丈史さんからバトンを引き継ぎ、また作品のファンの方も多いなかで、自分が演じる意味を考えた公演でした。なんとか私なりの役作りができたかなと思っています。ブロードウェイの初演も観ていますが、演じてみて分かったのは、とにかく体力が必要な役だということ。主人公がほぼ出ずっぱりでいろいろなナンバーを歌い上げていくので、フルパワーでないと乗り切れない。だからこそ観ているとコンサートのような心地良さがありますし、それがこの作品が愛される理由のひとつだと思います」 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 00:00

舞台『弱虫ペダル』新作 小越勇輝&太田基裕&鳥越裕貴 インタビュー

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© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/「弱虫ペダル」GR製作委員会
© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、セガ・ライブクリエイション

楽しさと熱を“受け継ぐ”
シリーズ第8弾公演決定!

 

 新世代、突入! 渡辺 航が描く大人気漫画「弱虫ペダル」(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)を原作とした演劇作品、舞台『弱虫ペダル』。

 シリーズ第7弾公演「IRREGULAR~2つの頂上~」の千秋楽直後に発表された次回公演開催決定に、多くのファンがどよめいた。

 

 新たに小野田坂道を演じた小越勇輝は、前回公演を「初めてのことが多く、いろいろな挑戦がありました」と振り返る。

 西田シャトナーによる独自の演出では、役者たちがメインキャラクターのほかに、女子高生や自動販売機、虫(!)など様々な役を演じる。

 今泉俊輔役・太田基裕が「小越くんといい関係性を作れたらと思っていたので、いろいろな役で一緒にやれて良かった」と語り、鳴子章吉役・鳥越裕貴が「“引き継ぐ”という要素が多かったので、小越くんは大変だったと思う」といたわると、小越は笑顔で「楽しかったです。みんなに温かく迎えていただいて、ありがたかった」と応じた。

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・インタビューしちゃいました!! 2015-12-15 00:00

「ロボ・ロボ」 玉城裕規 インタビュー

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ロボットたちの織り成す美しい世界
新たな作品として再び幕を開ける

 

玉城「この作品のお話を最初にもらったときは……正直、出たくないなって思ったんですよ(笑)」

 

 過去に舞台「弱虫ペダル」のエースクライマー・東堂尽八役や「ライチ☆光クラブ」の魔性の美少年・ジャイボといった人気キャラクターを演じ、個性派俳優として高い評価を得ている玉城裕規を悩ませた作品とは、西田シャトナー演出の「ロボ・ロボ」。

 2014年に上演された同作は、7人の登場人物全員がロボットという異色作。「弱虫ペダル」での役者の肉体を駆使する演出で観客を驚かせた西田による緻密な作風に、矢崎 広ら若手の実力派俳優7人が挑戦。約75分の上演時間をロボットマイムだけで演じきった。

玉城「前回の公演を見させていただいて、本当にすばらしかったんです。ロボットマイムが、一見ハードそうには見えなかったんですよ。でもそれがシャトナーさんや前回出ていた役者さんたちのすごいところで……観ている側が想像する何十倍も、ロボットたちの体の動きや微妙な感情の表現といった部分が緻密に計算されている作品なんですよね。僕自身がこの作品を大好きでリスペクトしているからこそ、自分が入ることで作品の世界観を壊してしまったらどうしよう?とも考えました。だから、プレッシャーがないと言ったらうそになります。前回、僕が演じるアナライザー(分析ロボット)を演じた陳内 将くんも僕にはない魅力を持ったステキな役者さんで、僕もファンになってしまったくらいで……(笑)。逆にそう考えると、同じ役だとしても僕なりのものを出さないと陳内くんにも失礼だし、僕がこの役をやる意味がないのかなっていうふうに今は思っていますね」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-12-14 19:02

舞台「俺と世界は同じ場所にある」溝口琢矢×富田健太郎×三村和敬×石原壮馬 インタビュー(後編)

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2015年12 月15日(火)~12月20日(日) シアター711.にて開幕
舞台「俺と世界は同じ場所にある」
溝口琢矢×富田健太郎×三村和敬×石原壮馬 (後編)

 

 「仮面ライダーゴースト」でシブヤを演じる溝口琢矢、モデルとしても活躍(トルツメ)、現在(トルツメ)舞台「十五少年漂流記」で主演を果たした富田健太郎、舞台「大逆走」の演技が好評だった三村和敬、そして劇団プレステージから最年少の石原壮馬という同世代の若手俳優4人が等身大で演じる青春群像劇。稽古真っ最中の4人のインタビュー後編をお届けします。

 

―これまでもいろんな作品にチャレンジしている皆さんですが、今作を演じる上で自分なりに長所だと思っている部分、得意不得意など教えていただけますか?

溝口 僕はこれまでキャストの中でも一番年下の立場を演じることが多かったので、そういう設定は経験があるぶん“やれるはず!”と思えるのですが、今回のように同世代だけという芝居が実は初めてなんです。昔から良く知っている仲間とはいえ同じ舞台を経験したことがないし、これまでのように何でも先輩に質問したり相談していた状況とは違って同世代の役者同士だからこそガンガンぶつかってきて欲しいと思いながらも、実際どのくらいの勢いで3人が臨んでくるのか見えていない時はかなり不安でした(笑)。

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