カタルシツ『地下室の手記』公演レポート
プロデュース公演などでの活躍もめざましい、劇団イキウメを主宰する劇作家・前川知大。
彼が劇団公演からはみ出たものに取り組む場、それが別ユニット「カタルシツ」だ。
カタルシツが今回取り上げる作品は、「地下室の手記」。初演(2013年)の二人芝居を、今回はイキウメの劇団員・安井順平の一人芝居として新たに挑んだ。
THE SHOW INFECTED “CONNECTION” 蓮水ゆうやインタビュー
フレッド・アステア、ボブ・フォッシー、マイケル・ジャクソン…世界を魅了した名だたるエンターテイナー達の繋がりを、様々なジャンルのスペシャリスト達の歌とダンスで描き出す魅惑のステージ、THE SHOW INFECTED “CONNECTION”。
日本におけるフォッシースタイルの第一人者である大澄賢也が初演出に挑むこの作品にシンガーとして出演する元・宝塚歌劇団宙組 男役スター 蓮水ゆうやさんに、事前にローチケ演劇部(@l_tike_stage)、ローチケ演劇宣言!(https://beta.engekisengen.com/)で募集した質問を交えながら、話を聞いた。
「赤坂サカス文楽」製作発表コメント
2015年、満を持して赤坂ACTシアターに『文楽』が登場。豪華『能』との共演も実現!
赤坂。咲かす 文楽。
公演に先立ち製作発表が行われた。
出演者それどれのコメントは以下の通りだ。
デキメン列伝 第3回 陳内 将
“デキる”のみをものさしに、今後の舞台界を担っていくであろう、注目株の若手俳優をピックアップ。彼らが「デキメン(=デキる男優)」である理由、そして、隠れた本音をロング・インタビューで探る!
プレッシャーはあまり感じない人間です。
感じてる方が失礼だから
Writer’s view
“悪の華”とでも呼びたい、この人のダークな雰囲気がずっと気になっていました。カワイイ系や健全なヒーロー型が隆盛(と思える)の昨今の若手男優シーンでは得がたい個性を放つ陳内将さん。「あの憂いある表情の奥には何が?」と興味津々で臨んだ初取材でしたが、素顔の彼は、実はかわいらしい目を細めてよく笑う、知的で芝居好きの熱い青年! 自身の魅力にまるで無自覚だった彼が“俳優”という仕事に目覚めるまで、そしてその後のヒストリーをたっぷり聞きました。
取材・文/武田吏都
――2月8日まで舞台「悪」に出演されていて、2週間ほどで次の舞台「パスファインダー」に立ちます(大阪公演終了。3月から東京公演)。ヒトのクローン誕生をきっかけに人間の善悪をあぶり出した「悪」と、キャラメルボックス本公演であるハートフルなSF「パスファインダー」では作品のテイストがガラッと違いますね。2作品の稽古・本番を並行して行っていたそうですが、どんな経験でしたか?
陳内 自分の中でゴチャゴチャするかなと思っていたんですけど、テイストも周りの人たちも違うから、視覚とか聴覚とかそういうところから勝手に切り替われていたなと。トータルで1作品と考えるというか、「悪」が一幕で「パスファインダー」の稽古が二幕みたいな。そういう思考回路じゃないと、逆に切り替えるってなるとゴチャゴチャしちゃっただろうなと思います。
つかこうへい Triple impact 最後を飾る「いつも心に太陽を」開幕!
2010 年、日本演劇界の巨星、つかこうへいは天に旅立った。
以来、毎年、氏のホームグラウンドであった紀伊國屋ホールで作品は上演され続け、はや5年が経った。残された近親者、弟子達によって、故人の演劇の炎は消える事なくともし続けられている。
2015年2月に幕を開けた『つかこうへい Triple impact』。
「初級革命講座・飛龍伝」、中屋敷法仁構成・演出による「ロマンス2015」に続き、連続上演の最後を飾る「いつも心に太陽を」がついに本日開幕!
開幕直前ゲネプロの舞台写真が届きました!
こまつ座&世田谷パブリックシアター『藪原検校』開幕 ! !
井上ひさしの生み出した稀代の悪党が28年の人生を駆け抜ける!
栗山民也演出×野村萬斎ほか出演の悪漢物語(ピカレスク)、待望の再演 ! !
こまつ座と世田谷パブリックシアターの共同制作作品『藪原検校』が、2015年2月23日(月)、世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)にて初日を迎えました。2012年に上演した『藪原検校』に新しい顔ぶれを迎えた待望の再演です。
初日を終えた出演者のコメントと舞台写真が届きました!
ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT 』featuring SPAM®ゲネプロレポート
2012年、話題が話題を呼び大爆笑の中幕を閉じた、ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」。
2月16日(月)、待望の再演が幕を開けた。そして、開幕に先駆け、公開ゲネプロが行われた。
物語は、軽快な演奏と、歴史学者を演じるムロの独特の語りで幕を開ける。
歴史学者が時代背景を説明する中で、「イングランド」という地名を出すが、アンサンブルキャストがこれを「フィンランド」と聞き間違え始まるフィンランドの歌(「魚たたきの歌」)。始まりから1曲まるごとボケに使うというなかなか贅沢な演出である。そして、劇中全ての歌詞に散りばめられた細かいナンセンスギャグは必聴だ。
<第2回> 根本、ローチケで演劇コラム書いてるってよ。
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こんにちは、根本宗子です。
2回目です。1回目の好き放題コラムで廃止にならないかビクビクしていたので、無事2回目の依頼が来て安心してます。ふー。
このコラム読んで演劇に興味が沸きました!という感想もいくつかいただいてうれしい限りです。
このコラム毎回最近の私の写真を載せてるんですが、今回の写真は次回公演月刊「根本宗子」第10号「もっと超越した所へ。」のチラシ撮影風景です。今回なんと大好きな芸術家の増田ぴろよさんにデザインやアートディレクションをしていただきまして、本当に本当に幸せな10号にふさわしいチラシになっているので皆様出来上がりを楽しみにしててください。で、手に取ったら「この人の芝居面白いよー」って宣伝してください。笑
写真をいつも撮ってくれている永峰さんという素敵カメラマンがいるのですが、撮りながら「ぴろよさんのお蔭で一気にメジャー感出たね」と笑ってました。そう、メジャー感バンバン出して行きます。全然まだメジャーじゃないくせに(笑)頑張ります。
あ、演劇ニュースの話しなきゃ・・。 続きを読む
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学 (せいがく)vs不動峰 ゲネプロレポート
通算公演数1200回以上、11年間の累計動員数は間もなく200万人。多くの方に愛される作品へと成長したミュージカル『テニスの王子様』が、新たな挑戦、3rdシーズンをスタートさせる。
開幕に先駆け、2/13(金)公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
≪公開ゲネプロ≫
暗闇の中、弾むボール、軽快なラリー、観客の声援、それらの音が会場を包んでいく。いよいよ、新たなシーズンが幕を開ける。
前シーズン、小越勇輝をはじめとするキャスト達が作り上げたミュージカル『テニスの王子様』のイメージを打ち砕くことは容易なことではないだろう。しかし、ステージに登場した、個性豊かな新キャストたちの表情は力強く、新たな挑戦への決意か感じられた。2ヶ月前、お披露目イベントで初々しさを見せていた彼らとはまるで別人のような表情だ。