・NEWS 2015-09-25 18:27

Battlefield 『マハーバーラタ』よりフランス・パリにて開幕!

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今、なぜなのか?その答えが見えた!!
ピーター・ブルック最新作
Battlefield 『マハーバーラタ』より

90歳を迎えた現代演劇界の巨匠 生きる伝説
ピーター・ブルックが30年の年月を経て、再び挑んだ大叙事詩「マハーバーラタ」。
9月15日、遂に世界初演となるパリ公演初日を迎えた!

今年11月25日から新国立劇場中劇場で上演されるピーター・ブルックの最新作『Battlefield(バトルフィールド)』が、去る9月15日にフランス・パリにて世界初演となる幕を開けました!
その模様をいち早く開幕レポートとしてお届け致します!

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・インタビューしちゃいました!! 2015-09-25 18:13

『ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について』池田純矢・鈴木勝吾・井澤勇貴インタビュー

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池田純矢、鈴木勝吾、井澤勇貴。

若手俳優の中でもめきめきと頭角を現しつつあるこの三者が顔を合わせる舞台といえばミュージカル『薄桜鬼』などが思い浮かぶのだが、今回の作品は、3人がこれまで経験してきた現場とはひと味もふた味も違うものになりそうだ。

その名は「ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~」。

脚本家、演出家としてはもちろん、作家やミュージシャン、コピーライターなどさまざまな顔をもつ奇才、故・中島らもが’92年に上演し話題を呼んだ作品だ。演出は中島とは知己の間柄であり、ストレートプレイ、ミュージカル、時代劇など多彩な作品を手がけるG2が担当する。 

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・観劇してきました! 2015-09-22 02:14

【観劇レポート】カタルシツ「語る室」

カタルシツの新作「語る室」が先日、東京芸術劇場シアターイーストにて開幕した。

イキウメの主宰・前川知大による別ユニットである。

前回のカタルシツ公演(2015年2月)は、一人称で語られるドストエフスキー小説「地下室の手記」の舞台化。

主人公の膨大な語りを演劇的な傍白(内心を表す脇セリフ)に変換していく前川の作劇と、それを実践してしまう俳優・安井順平のタッグによる、興奮に満ちた一人芝居だった。

 

 

今回は前川の新作SFミステリー。

★No.1_カタルシツ「語る室」0747 左から中嶋朋子、安井順平

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・連載―根本宗子 2015-09-21 16:48

<第9回> 根本、ローチケで演劇コラム書いてるってよ。

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こんにちは、根本です。
もう1か月過ぎたのか。

そうそう、一昨日発表になったんですが、ねもしゅーOOの企画(6月にねもしゅーせいこ、大森靖子さんとのコラボ演劇をやった企画です)の第二弾の準備としてキャストオーディションを行うことになりました。わーい。
一般公募のオーディションをやるのは2年ぶりくらいです。すごい久々。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2015-09-18 19:35

『松下洸平 LIVE 2015 ~CALM~』インタビュー

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――俳優のイメージが強いですが、もともとはシンガーソングライターとしてデビューしているんですよね。

「21歳のときに“洸平”の名前でメジャーデビューして、1年ちょっと過ぎたぐらいでミュージカルのオーディションのお話をいただいてから、『あ、役者も面白いな』ということで、気がついたら役者メインになっていたんですけど。でも役者の仕事をしながらも曲は作っていたし、作ったらやっぱり聴いてほしいし。一番素に戻れる、ありのままの自分でいられる場所はたぶんライブのステージだと思うので、年に1回のライブ開催を目安に続けていきたいと思っているんですけど」

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・連載―デキメン列伝! 2015-09-18 18:39

デキメン列伝【第9回】 宮下雄也

“デキる”のみをものさしに、今後の舞台界を担っていくであろう、注目株の若手俳優をピックアップ。彼らが「デキメン(=デキる男優)」である理由、そして、隠れた本音をロング・インタビューで探る!

【第9回】宮下雄也 YUYA MIYASHITA
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自分自身があまり好きじゃないけど、
役を演じて舞台に立っている自分はすごく好き


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若手俳優ファンの間でも一目置くような存在として、この人の名は知れ渡っているかもしれません。宮下雄也さんは、若手俳優界随一の怪優、性格俳優と言っていいポジションを築いています。ボサボサ頭を掻き乱し、イッちゃったような目で暴れまくる、そんな役を演じたりもしますが、実はものすっごくキラキラと澄んだ瞳が気になる……と思っていたら、なんと15歳でデビューしたアイドル出身。アイドルから性格俳優へと、極端な転身を遂げたその謎。解明せずにはいられません!

取材・文/武田吏都

 

――当企画に出ていただきたいとずっと思っていたんですけど、取材させていただいたことがなかったので、こういった場ではどんな方なんだろう?と。ロングインタビューに真面目に答えてくれるんだろうかと、ちょっと不安でもあったんですよ。

宮下 ちゃんとしゃべりますよ、もちろん!(笑)

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・観劇してきました! 2015-09-18 13:35

【開幕】天元突破グレンラガン~炎撃篇~其の弐/其の参

前作、「天元突破グレンラガン ~炎撃篇其の壱~」から約1年・・・

いよいよ開幕した、「天元突破グレンラガン~炎撃篇~其の弐/其の参」!

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・インタビューしちゃいました!! 2015-09-16 17:43

ミュージカル『スコット&ゼルダ』ウエンツ瑛士&濱田めぐみ インタビュー

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10/17[土]天王洲 銀河劇場にて開幕!
ウエンツ瑛士&濱田めぐみのインタビューを公開!

 

 ――お2人は初顔合わせかと思いきや……。

ウエンツ「僕の中であれが仕事という認識だったかは微妙なとこなんですけど(笑)、劇団四季の『美女と野獣』(※濱田はヒロインのベル、当時9歳のウエンツはチップ役で出演)で昔ご一緒してます」

濱田「でも全然覚えてなかったですけどね!? 私はウエンツ君の成長段階をずっと遠くから、親戚のお姉ちゃんのようにながめていたんですけど。私の『久しぶり!』と彼の『はじめまして』との温度差が(笑)非常に面白かったです」

ウエンツ「昔のことをほんと覚えていない人間なんです! 特にあのときは言われたことをやっただけって感じで、ミュージカルをやったって認識がほとんどなくて。僕のこと覚えてます?」

濱田「もちろんですとも! すごいマセてて、帰り際とかにいつも『濱田さんがボクと一番遊んでくれる~』なんて言ってたの(笑)」

ウエンツ「それホントに俺ですか?」

濱田「絶対ウエンツ君!」

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・インタビューしちゃいました!! 2015-09-15 00:00

舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~ 中山晴喜 インタビュー

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先入観のないセンスで新しい舞台を仕掛けるキーパーソン

 

 1997年にマーベラス(当時はマーベラスエンターテイメント)を設立した中山晴喜。音楽、映像、ゲームの3事業を柱に創業した同社だが、2000年のミュージカル『HUNTER×HUNTER』より、舞台製作も開始。2003年からスタートしたミュージカル『テニスの王子様』の大ヒットにより、同社が手がける、コミックやゲームを原作にした〝2.5次元舞台”は現在、日本の演劇界の大きな潮流のひとつとなっている。中山自身は、「このビジネスをするまで、演劇とはほとんど縁がなかった。(劇団)四季も宝塚(歌劇団)も観ていないし、観たことがあったのは(市川)猿之助のスーパー歌舞伎ぐらい」の演劇素人だったそう。だがその先入観のなさや、1コンテンツとしてクールに作品をとらえられることで、業界に新鮮な旋風を巻き起こしてきた。そして今では、「うちがやっているいろんなビジネスのなかでも、演劇がいちばんぐらいに好きですよ。できていく過程が面白いです」と、顔をほころばせる。

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・インタビューしちゃいました!! 2015-09-15 00:00

月刊「根本宗子」再び第7号『今、出来る、精一杯。』第11号『超、今、出来る、精一杯。』 インタビュー

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2年前と現在の“精一杯”を
ふたつの異なる物語で描く

 

 「もともとあまり再演願望はなく、新作をどんどん書きたいほうなんです」と語るのは、自らプロデュースする“月刊『根本宗子』”での活動はもとより、最近は外部出演でもキラリと輝く個性を発揮している若手注目株の劇作家、演出家で女優でもある根本宗子。そんな彼女だが、2年前に上演した「今、出来る、精一杯。」に関しては動員数が伸びはじめるきっかけになった思い入れの強い作品だったこともあり、再演を望んでいたんだとか。しかし準備段階で新作も書きたくなり、結局1週間半ずつで連続上演するというぜいたくにも大変な道を選ぶことにしたのが、今回のW本公演のいきさつらしい。なにしろこの再演作と新作、タイトルは似ているが内容はまったく別物。物理的な問題から、舞台装置は同じものを使うことになるようだが――。

 「私、セットありきで芝居を書くの、初めてなんですよ。時間軸も登場人物も違う物語にはするつもりで、『今、出来る、精一杯。』は私の作品では珍しく男性がメインで、スーパーのバックヤードでの話。新作の『超、今、出来る、精一杯。』はまたそことは別のスーパーを経営する、ある家族の話になる予定です」 続きを読む