・インタビューしちゃいました!! 2016-02-15 00:00

「8月の家族たち」 ケラリーノ・サンドロヴィッチ&麻実れい インタビュー

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傑作戯曲が日本初上演
“家族”を描いたブラックコメディー

 

 ピュリッツァー賞戯曲部門やトニー賞最優秀作品賞を受賞し、メリル・ストリープとジュリア・ロバーツという顔合わせで映画化もされた「8月の家族たち」が日本で初演される。現代アメリカ演劇、希代の劇作家トレーシー・レッツが自らの実体験を描いたと言われるこの物語には、アルコール中毒の父に薬物を過剰摂取している母、それぞれに問題を抱える三姉妹とその連れ合いや子どもといった、“家族”たちが登場する。血のつながりがあるだけに衝突するときは深く激しい感情が爆発し、深い愛憎が交錯していく。やりようによってシリアスにもコミカルにもできそうなこの作品に上演台本・演出として取り組むのは「群像劇、そして三姉妹ものが大好き」と公言するケラリーノ・サンドロヴィッチだ(以下、KERA)。

KERA「映画版は日本人にはコメディとしてはまったく伝わっていないように感じたけど、ブロードウェイの舞台映像は決めゼリフの連発で爆笑に次ぐ爆笑でした。日本版はその中間あたり、決して押しつけがましくはなく、でも笑える、ドライなブラックコメディーとして仕上げることができたら、かなり面白い舞台になるんじゃないかと思います」 続きを読む


・取材してきました! 2016-02-12 21:00

★取材会レポート!★ スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』

 2/13(土)よりチケット発売開始!!

スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』博多座公演

★☆合同取材会レポート★☆

 

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↑ 写真左から、中村隼人、市川猿之助、坂東巳之助

 

壮大な世界観で描かれるストーリー、魅力あふれるキャラクターで幅広い世代に大人気の漫画『ONE PIECE』。その人気は日本のみならず世界中に広がり、累計発行部数は3億2000万部以上を誇る。そんな超人気の漫画が、日本の伝統芸能である“歌舞伎”とコラボレーションし、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)として上演され、昨年の10・11月には、東京・新橋演舞場公演にて連日超満員を記録し、10万人を超える観客を動員した。そんな話題作がいよいよ3月の大阪松竹座に続いて4月の博多座に登場する。

2月某日、大阪・福岡公演を目前に、今作に出演する四代目市川猿之助、次世代の花形俳優のホープで博多座初登場となる坂東巳之助、同じく花形俳優として注目を集めている中村隼人が来福して会見を開いた。

 

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・NEWS 2016-02-12 19:27

M&0playsプロデュース「家族の基礎~大道寺家の人々~」上演決定!

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M&Oplaysプロデュース
家族の基礎
~大道寺家の人々~
2016年9月シアターコクーンにて上演決定!

松重豊×鈴木京香 W主演!
倉持裕の新作コメディーは風変わりな家族の物語!?

 

<作・演出:倉持裕コメント>
「だいたいどこの家族も何かしら独特なところがあるものだが、そうは言っても、よそとそう大きくは違わないだろうと思っている。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-02-10 16:44

青春音楽活劇『詭弁・走れメロス』松村 武、武田航平、中村優一、新垣里沙 インタビュー


森見登美彦版・抱腹絶倒の「走れメロス」
伝説の阿呆舞台が堂々復活!!

 

  大胆、かつ緻密。芝居一本を一言で表すのは乱暴きわまりない話だが、強いて言うならそんな印象だ。原作は、古風な文体の中に現代的な笑いやユーモアをにじませた作風が人気の森見登美彦。森見があの「走れメロス」を現代の京都に蘇らせたこの作品を、さらにカムカムミニキーナの主宰・松村武が爆笑必死の音楽劇に仕立て上げたのが「青春音楽活劇 詭弁・走れメロス」だ。

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・インタビューしちゃいました!! 2016-02-10 15:26

劇団プレステージ番外公演「君のそばにいたいのに」
脚本・石田 明(NON STYLE)×演出・今井隆文 インタビュー

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2/12(金)よりCBGKシブゲキ!!にて開演!
脚本・石田 明(NON STYLE)、演出・今井隆文
劇団プレステージ番外公演「君のそばにいたいのに」

 

脚本・石田 明(NON STYLE)×演出・今井隆文 インタビュー

 

ただいま稽古真っ最中!
前回は演出を担当する今井隆文、そして劇団プレステージのメンバーから大村 学、株元英彰が登場してくれましたが、なんと今回は脚本を書かれた石田 明(NON STYLE)さんが登場です!

 

 あらすじを読んでも、チラシを見ても頭パニックでしょ(笑)??
それでいいんです!まったくの先入観無しに来て頂いて笑うだけ笑って、泣くだけ泣いて欲しいです。(石田)

 

―前回今井さんたちにインタビューをさせてもらった時、本公演「Have a good time?」が終わった後すぐに石田さんに今作のオファーをして、それから2人で何度も何度も打ち合わせを重ねたという話を伺いました。

石田 そうなんですよ。劇団プレステージとの付き合いももう何年になりますかね。一番最初は震災の時でしたからもう5年前か。今井君、(風間)由次郎、(猪塚)健太の3人と舞台『スピリチュアルな1日』で一緒にやらせてもらって、それから今井君とはいくつも共演させてもらいましたし、先日は僕の方から出演オファーをして「久馬君と石田君の演」という作品に健太と2人で出てもらったり。会うたびに何度となく「いつか劇団プレステージの作品を書かせてな!」とは言ってたんですよ。

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・取材してきました! 2016-02-04 17:35

【振り返り】舞台「暁のヨナ」制作発表レポート

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先月1月8日(金)にAmeba FRESH!Studio(東京・渋谷)で行われた舞台「暁のヨナ」制作発表会の模様をレポート。
W主演となる新垣里沙、松下優也をはじめ、木村達成、橋本祥平、鷹松宏一、樋口裕太、碕理人が登壇。
今回主演を務める新垣は「今回この作品に出演できることになり、大変嬉しいです。主人公ヨナの、芯の強いまっすぐ進んでいく女性の姿を上手く演じられればと思います。」とコメント。
松下は「男性キャストが多いですが、新垣さんを中心に全員で今作を盛り上げていきたいです!」と意気込みを語った。 続きを読む


・出演者からのメッセージ! 2016-02-02 10:15

キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ「きみがいた時間 ぼくのいく時間」/「フォーゲット・ミー・ノット」3人の俳優コメント

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キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ
「きみがいた時間 ぼくのいく時間」/「フォーゲット・ミー・ノット」
3人の俳優コメントが到着!

 

<俳優コメント>

西川浩幸
こんにちは。西川浩幸です。今回のダブルチャレンジは時を巡る物語です。あなたの時間は現在、過去、未来によって創られていますが、あなたの未来は現在のあなたが創ります。ぜひ劇場に遊びに来てください。待ってます。 続きを読む


・取材してきました! 2016-02-01 17:24

【ゲネレポ】PONKOTS-BARON project 第2弾公演『回転する夜』

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1月30日(土)より新宿・紀伊國屋サザンシアターにて開幕となった舞台『回転する夜』。
2.5次元系などで活躍をする若手俳優たちが挑む、骨太にして心にずしりとくるストレートプレイがついに本番を向かえた。

それぞれの役どころを分かった上で、本番前のゲネプロに臨んだのだが、あまりにも普段の彼らと雰囲気が違い、しばらくの間赤澤を判別できなかったことが一番驚いた。視力の悪さに起因するかもしれないが、あまりに役を作りこんで登場したが故のことだと心から思う。実にリアルな引きこもりの役柄を演じきっていた。 続きを読む


・インタビューしちゃいました!! 2016-01-29 17:37

AGAPE store「七つの秘密」  松尾貴史 インタビュー

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松尾貴史主演の演劇ユニット『AGAPE store』。
復活公演第二弾「七つの秘密」は、ただただ笑いたい人にお薦め!

 

 松尾貴史と演出家のG2からなる演劇ユニット「AGAPE store」。’10年に12年間の活動を終えて解散したが、昨年12月の公演「君はフィクション」で復活を果たした。改めて、松尾に昔と今の比較から聴いてみた。

「昔は、簡単な事を難しく見せたかったんです。でも、今は難しい事を簡単に見せれるようになりました。今回は秘密についての話ですが、『隠し事は止めよう!』みたいな教訓やメッセージは特にないんです。観た後に何も残らないですよ。アホでエエねんというかね。『何も考えずに笑いたい!』という人に来てほしいですね。『笑わせてみろ!』という人には向いてないかも(笑)。登場人物が全員ダメな大人なので、それを観て安心してほしいです」

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・インタビューしちゃいました!! 2016-01-27 16:01

方南ぐみ「片想い」陳内 将、戸谷公人、遠藤 舞 インタビュー

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  第二次世界大戦中の動物園を舞台に繰り広げられる、笑えて泣けるハートウォーミングなストーリー「片想い」。戦局の悪化にともなう“猛獣処分”の指令をめぐって、名古屋・東山動物園で実際に繰り広げられた実話をベースにした舞台となるが、その字面から想像されるような悲壮感はこの作品には存在しない。その“理由”を、主演の三井戸高広大尉役の陳内将、飼育員・佐々岡一平役の戸谷公人、小学校教員・森本千代役の遠藤舞に語ってもらった。

 

―稽古場を拝見するにかなり和気あいあいとした雰囲気なんですが、3人はこれまで共演されたことは…?

陳内  それが、今回が初顔合わせなんです。

遠藤 まだ初めて会ってから、実質10日くらいなんですよ(笑)。

戸谷 自然と波長が合った感じで、全然“はじめまして感”がないんですよね。他のキャストの方だと僕は石倉(良信)さんや、初舞台の「天聖八剣伝」(’10年)でも西ノ園達大さんとは共演してるんですけど。
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