・インタビューしちゃいました!! 2017-08-15 00:00

月刊「根本宗子」第14号『スーパーストライク』
根本宗子 インタビュー

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演劇へのいい入口でありたい

昨年に橋本愛を主演に迎えた『夢と希望の先』で、自身の名を冠した劇団・月刊「根本宗子」として、演劇界の聖地・本多劇場に初進出。と思いきや今年は外部公演の作・演出で再び本多劇場のステージを踏み、上田竜也が主演の舞台でも作・演出を務めあげた。
飛ぶ鳥落とす勢いの根本宗子が、主宰劇団の次なる作品として手がけるのが、『スーパーストライク』という謎めいたタイトルの作品。一体この題名の意味は?

根本「出会い系アプリのお話にしようと思ってタイトルはつけました。スマホの画面上に次々と現れる交際候補の相手を、好き・嫌いと右左に指で弾いて選んでいくアプリなんですが、すごく好みの顔が現れたら、相手に『スーパーライク』とか送れるんですよ(笑)。送られた人もまた相手の顔を見て、実際に会うかどうか決めるんですね」 

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-15 00:00

『ダディ・ロング・レッグズ ~足ながおじさんより~』 井上芳雄 インタビュー

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初演キャスト陣で贈る不朽の名作をぜひ劇場で!
 

日本でも広く知られるジーン・ウェブスター作『足ながおじさん』をベースにした、出演者はたった二人のミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』が3年ぶりに上演される。知的で紳士、でも一風変わった若き慈善家・ジャーヴィスと、孤児だが溌剌としていて聡明なジルーシャを、2012年、2014年に続き、井上芳雄と坂本真綾がみたび演じる。

 

「真綾さんと、またやりたいねと言い続けてきたので、やっとやれる!という喜びでいっぱいです」と語るのは、今年も舞台に映像にコンサートにと例年以上に精力的に活動中の井上芳雄。ジャーヴィス役に関しては「彼は最初、人に対して警戒心が強く人嫌いで、偏屈なところがある人物。そのジャーヴィスが、ジルーシャと知り合うことで徐々に変化していくところは、自分でも特に意識して演じている部分です。また多くの人を援助して救う立場にあるのだけれど、彼はきっと自分も救われたいと思っているんですよね。誰かと一緒にいたい、誰かの力を借りたい、そういう気持ちを素直に出せない人でもある。そんな不器用な彼に共感すると同時に、とても愛おしい感情も湧いてくるんです」と、思い入れもたっぷりの様子だ。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-15 00:00

M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、腹におさめる」
倉持裕&三宅弘城 インタビュー

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アカシの面白さは“マヌケ美”かなと
 

常に完璧を目指す執事・鎌塚アカシを主人公にした、人気シリーズの第4弾。アカシを演じる三宅弘城と、作・演出の倉持裕の間には、確固たる信頼関係が結ばれている。

三宅「4回目をやれる喜びがまずは大きかったですね。倉持さんのことは圧倒的に信頼していますし。アカシの面白さは、真面目であればあるほどマヌケさが出てくるところ。いわゆる“マヌケ美”かなと(笑)」
倉持「1回目はとにかく尊敬語とかの言い回しに苦労されていたんですが、2回目くらいからはわりと流暢に使いこなしていて。それもひとつ役を捕まえているってことになるんじゃないかなと。あとこっちも三宅さんの演技を見て、書き方を修正していくことはありますからね」

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-15 00:00

舞台『K ‒MISSING KINGS‒』 荒牧慶彦 インタビュー

あらまっきー
歴代キャストが積み重ねてきた《絆》の物語

『K』の舞台化シリーズ第4弾の上演が決定した。原作は2014年7月に公開された劇場版。パラレルの現代日本を舞台に、異能の力を持つ者たちの交流とバトルを描くオリジナルアニメだ。初演から夜刀神狗朗(クロ)を演じてきた荒牧慶彦が、シリーズで初めて主演を務める。

荒牧「こんなにも長く一つの役に携わることが初めてなので、続投が決まったことは本当にうれしいです。和気藹々としながらも切磋琢磨できるカンパニーを目指したい」

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-14 11:25

フエルサ ブルータ 「Panasonic presents WA ! – Wonder Japan Experience」岸谷五朗 インタビュー

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とんでもない“謎の舞台”『フエルサ ブルータ』最新作「WA!」が世界初演
チーフ・アンバサダーの岸谷五朗が超個人的期待含みの魅力を語る!

「前情報いっさい無しで本当は観てほしい!?」
「躍動感、人間力、アート。疾走70分が終わった後もハイテンション!」

 

頭上の巨大プール、壁を打ち砕き走る甲冑の侍、宙吊り忍者、煙と芸者の無重力な舞い。
……それっていったいなに!? 今年5月の製作発表以来、いったいなんだ、なにが始まろうとしているんだと巷に期待と疑問を渦巻かせている『フエルサ ブルータ WA!』。正体は、アルゼンチン発の“究極の体(感)型エンターテイメント”。いや、そんな言葉では表しきれない。「フエルサ ブルータ」とはスペイン語で「獣のような力」を意味し、日本人の想像を凌駕するスピードとパワー大爆発の“身体五感フル活性の全身全力アミューズメント”と言うべきか。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-04 11:53

PARCO&CUBE 20th.present『人間風車』作・後藤ひろひと×演出・河原雅彦 対談

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後藤「ファンタスティックホラーとあるけど、僕が書いたのは7割コメディですから! そこから急転直下していきます」

河原「後藤さんの童話は本当にいい。マジでベストセラーになるやつです」

 

2003年の上演を最後に、鳴りを潜めていた『人間風車』が14年ぶりに新演出で上演される。売れない作家が子どもたちに聞かせるバカバカしい 童話に油断して爆笑していると、物語後半から急転直下、夢が悪夢へ、笑いは戦慄と号泣へ――。優れた舞台作品としてファンも多いが、14年の時を経たいま『人間風車』を知らない人も増えているはず。いったい何がそんなにおかしくて、何がそんなに恐怖なのか? そもそもの創り手である作家・後藤ひろひとと、2003年版ではサム役で出演し、今回演出を担うことになった河原雅彦のツーショットインタビューが、大阪拠点の後藤がタイミングよく東京・新宿で公演中であることを見計らって急きょ決定。『人間風車』誕生時の秘話もザックザクの、なんと初顔合わせ対談である!

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・インタビューしちゃいました!! 2017-08-04 11:50

シアターコクーン・オンレパートリー2017「24番地の桜の園」 松井玲奈 インタビュー

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舞台があれば、どんな場所にも行けるし
お客さんを連れていける。そこに可能性を感じました

ロシア劇作家、アントン・チェーホフの四大戯曲のひとつに数えられる「桜の園」。「24番地の桜の園」は、このチェーホフ最期の戯曲をベースに串田和美と木内宏昌が新たに脚色を加えて描く舞台となる。この意欲作に臨むのは、「古典作品に出演するのが1つの目標でした」と語る松井玲奈だ。映画、ドラマ、舞台と女優として着実に活躍を続けている彼女は、本作にどのように挑むのか。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-07-26 13:15

『関数ドミノ』 瀬戸康史&寺十吾インタビュー


劇団「イキウメ」の代表作のひとつ『関数ドミノ』が、ワタナベエンターテインメントによるプロデュース公演として全国各地で上演される。作者は劇作家・演出家の前川知大(イキウメ)、演出家は劇作家・演出家・俳優・劇団「tsumazuki no ishi(つまづきのいし)」主宰の寺十吾(じつなしさとる)、出演者は近年『マーキュリー・ファー』『遠野物語 奇ッ怪其ノ参』他、今年上演された『陥没』での好演が高く評価され、演劇界からも注目を集めている瀬戸康史。その他、柄本時生、勝村政信をはじめ、個性的なメンバーが揃う。今秋上演の期待のプロデュース公演に関して、瀬戸康史と寺十吾に作品へ臨む心境を聞いた。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-07-21 20:42

フエルサ ブルータ 「Panasonic presents WA ! – Wonder Japan Experience」 松井愛莉 インタビュー

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アンバサダー松井愛莉のインタビューが到着!

 

――2014年のフエルサブルータ日本公演をご覧になったきっかけは?
たしかマネージャーさんに声をかけていただき観に行きました。

 

――その時の感想を聞かせてください
衝撃的でした!同じ人間がやっていることと思えない、動きも、パフォーマンスも、圧倒されましたね。でも「みんな同じ空間にいるな」「自分も楽しめて参加できているな」という感じがしました。

 

――参加している感じ、とは?
透明のプールが手の届くところにきたり、最後にみんなで踊ったり。楽しかったです。

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・インタビューしちゃいました!! 2017-07-21 15:47

黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズ第31弾『想い出のカルテット~もう一度唄わせて~』 黒柳徹子 インタビュー

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1989年のスタート以来、“女優”黒柳徹子のライフワークとして年1回の上演を重ねてきた「黒柳徹子主演 海外コメディ・シリーズ」。海外の作家が書いた粋で上質なコメディを毎回採り上げ、主演・黒柳徹子が唯一無二のコメディエンヌぶりを発揮する。31作目となる今年上演されるのは、舞台「ドレッサー」、映画「戦場のピアニスト」などが著名なイギリスの脚本家ロナルド・ハーウッドの手による「想い出のカルテット~もう一度唄わせて~」。当シリーズでは2011、14年に続き三度目の上演となる人気作だ。

音楽家だけが入ることのできる老人ホームに、かつてのプリマドンナ・ジーン(黒柳)が入所してくる。彼女の元夫(だが婚姻関係はわずか9時間!)・レジー(団時朗)を含むかつての仲間たちは、想い出深い「リゴレット」の四重奏をこのホームのコンサートで披露しようと盛り上がるが、引退して30年もの間一度も歌ったことがないジーンは頑なに拒み……。

 ますますパワフルに、当シリーズに情熱を傾ける黒柳徹子に話を聞いた。

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